士業の『今』を知り、『未来』を見つめるWebマガジン

投資の成果を数値でしっかりと把握!ROIとは? 記事

投資の成果を数値でしっかりと把握!ROIとは?

事務所を計画的に成長させるためには実績を数値で把握することが必須。
今回は成長スピードを戦略的にコントロールするための投資と成果の指標を紹介します。

 

計画的に成長させるための必須数値

顧客を獲得するのにどれだけ投資したか、数値で算出したことはあるでしょうか。
莫大なコストをかけても、利益がコストを上回らないと意味をなくしてしまいます。
この投資した費用がどれだけの利益を生んでいるのかを計る指標を指す用語をROIReturn On Investment/投資利益率)と言います。

算出方法はいたってシンプル。
常利益を投資資本(サイト制作、DM制作など)で割ったものをいいます。
例えば10万円でDMやパンフレットを制作し、1件成約して20万円の売上をあげた。この場合20万円を10万円で割り、100%をかけるとROIは200%となります。
業種別にあげると、製造業や小売業はROIが低く、投資コストが少ないサービス業は高い数値となるのが一般的です。

士業業界は専門サービス業のため、このROIは非常に高く、顧客を獲得するために投資した費用を回収する期間も、他の業種と比較して早いのです。
さらに、この回収した利益を元手に、新規獲得の投資をして、売上を創出することが可能です。投資、顧客獲得、利益計上、さらなる投資……。
この回転の速度が、事務所経営の成長スピードを左右します。利益率が低いようであれば回転を多くし、回転が少ないようであれば利益率を上げなければいけません。
投資と成果を数値で把握しておくことで、戦略的な事務所経営が可能となるのです。

さらに言うと、このサイクル速度を決定づけるのが、効率的な業務の運営、すなわち売上を上げやすい組織体制といえます。
事務所を計画的に成長させたいと願うなら、一度ROIを出してみることをおすすめします。
そこから見えてくる課題と取り組むべき問題が見えてくるでしょう。