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【ある日突然退職届!】分からないことを何も教えてくれない「ほったらかし事務所」では働けません! 記事


 

S会計事務所職員・Oさんの話

私は、現在S会計事務所に勤めて1年半ほど経った契約社員Oです。
もともと一般企業の経理職希望で、経理の仕事をしながら簿記学校に通い、税理士になるというビジョンを持っていました。

ところが、なかなか採用してもらえるところが無く、簿記2級の資格を持っていたことで、今の会計事務所で、「上司の補助をするだけでいい」、「難しいことはしなくていい」と言われ、職員として勤務を始めました。

しかし、勤務初日から、突然二つも決算申告を任されました。期限は5日後です。
私はその時、簿記の資格は持っているものの、実務経験はなく、何から作業するのかも分かっていませんでした。
上司は特に説明もなく、資料をドカッと私の机に置くと「じゃあ、あとはよろしく」と一言残して去って行きました。

慌てて上司のところに駆け寄り、「私は、いったい何をすればいいんですか?」と聞くと、面倒くさそうに大雑把な説明だけして去っていきました。
たまたま私が入った時期が繁忙期だったため、周りの職員も黙って仕事をしており、デスクで話すこと自体が少し浮いてしまう雰囲気。シーンとした職場内で、周りに聞くわけにもいかず、訳のわからぬまま自分で考えて作業しました。そして、上司に提出したところ、案の定間違いだらけで、怒られる始末。

また同じようなミスを繰り返したくないので、自分が行う業務について、上司に「一連の流れを見せていただければ、それを手本にして仕事を覚えます」とお願いしました。
しかし、「そんな時間はない、過去の資料を渡すからそれを見て仕事をしてほしい」と言われました。

このように、この事務所は新しく入った人間をほぼ放置状態にするのです。
繁忙期の人員の欲しさに「難しいことはしなくていい」などと嘘をつき、人材教育一切なしに、業務を任すだけ任す。
新卒採用ではないので、「未経験でも中途なんだからそれくらいはやってよ」という態度で社員全員が接してきます。
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