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士業の独立・拡大の轍を追う! OCパートナーズ代表 税理士・呉村哲弘氏【前編】 記事

士業の独立・拡大の轍を追う! OCパートナーズ代表 税理士・呉村哲弘氏【前編】
 
2018年、独立から10周年を迎え、更なる躍進を続ける『税理士法人OCパートナーズ』代表・呉村哲弘(くれむら あきひろ)氏。
26歳の時に地元・大阪にて独立、29歳で東京へ進出と、順風満帆に歩んできたかに見えるその輝かしい事務所経営だが、そのひとつひとつを紐解くと、そこには人生を揺るがす、大きな選択と決断の連続であったという。

今回、私たちプロパートナーONLINE編集部は、呉村氏の半生を振り返りながら、開業・経営について具体的に伺ってみた。


 

元関西ジャニーズJr.から俳優へ。
そのキャリアをすべて捨て、税理士を目指す

税理士を目指したきっかけとその歩みを、教えてください。

呉村氏は、20歳の時に税理士を目指し試験勉強を開始するのだが、それ以前の経歴がいわゆる“一般の税理士”とは大きく異なっている。14歳で関西ジャニーズJr.として芸能界入りし、その後、俳優を志し上京。映画に主演するなど躍進著しいそのタイミングで、まさかの俳優業引退。そして税理士への道を歩み始めた。

「父が自営業を営んでいた関係で幼少期から税理士事務所へ行く機会があり、おぼろげですがそこで働く人たちに憧れを抱いていました。また、3歳年上の兄が司法書士をしている関係で“士業”という職業が身近な環境だったのかもしれません。ハッキリと “税理士になる”と決めたのは二十歳の時です。
俳優業に対して、後ろ髪をひかれる思いは少なからずありました。また、周辺からの反対や説得もすごく受けました。当時はまだ若かったこともあり、大人の方々が諭すという形で“もったいない”と言ってくれたんです。
ただ、自分の気持ちは固まっていたので、結果的に周囲の大反対を押し切って勉強を始める、という形になりました。税理士の試験制度や全科目合格する確率は極めて低いとか、そういった話も聞いていましたが、やるだけやってやろう! と。駄目だった時のことは考えていなかったですね。とはいえ、私は高校を中退していたので、受験資格の問題で引っかかり、まずは簿記一級の取得から目指すことになったのです」。

「今でも覚えていますが、資格試験予備校のガイダンスに20歳の12月に行って、そこで相談した際に簿記一級の試験まで半年しかなかったんです。通常は1~2年間で合格を目指すカリキュラムなのですが、私はなんとか半年で受かりたい旨を伝えると、それは無理だと軽く笑われました。それで気持ちが固まったんです『絶対に受かってやる!』と。その日から具体的な受験勉強がスタートしました。」
 

受験勉強への取組みを教えてください。

「中学時代は私立に通っていて、大学までエスカレーター式の進学校だったのですが、勉強の成績は学年で下から2番目。 しかも1番下の生徒は学校に来てなかったので、実質ビリだったかもしれません。なので勉強が”得意”という訳ではありません。ただ、数字は好きだったのと、“無理”だと言われると、むしろ挑戦したくなるのが私のバイタリティーなんです。
税理士を目指して予備校に通い始めてからは、毎朝教室へ行って、授業が終わった後も自習室で21時まで勉強、そこから帰宅後に深夜2時~3時まで取り組んでいました。それを週7日ぶっ通しで繰り返し、睡眠時間は平均4時間ぐらいだったと思います。受験まで半年しかなかったこともあり、日に数コマ分の授業をテープの早巻きで聞いて、それが終わると問題を解く。ひたすらそれを反復しました。結果6ヶ月後の簿記一級の試験に受かったんです」。

その後、科目試験の学習に取り掛かるのだが、呉村氏を悩ませたのは意外にも“友人”だったという。
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プロフィール

呉村 哲弘(くれむら あきひろ)氏

1982年生まれ。大阪府出身。税理士法人OCパートナーズ代表税理士(東京税理士会所属)。東京、大阪の2箇所に事務所を構える。25歳で税理士試験に合格し、26歳で独立。29歳で東京へ進出。現在は新設法人の設立業務に特化し東京を中心に活躍中。過去に関西ジャニーズJr、俳優として活動した異色の経歴を持つ。

会社Webページ:http://www.oc-tax.biz/platinum.html
会社リクルートページ:http://www.oc-recruit.com/
【人材募集中:詳しくは上記Webページよりお問合せください】
会社紹介:https://www.youtube.com/watch?v=GgZDxlwvzDY