士業事務所の育成あるあるお悩み相談室① 記事



10名以上規模の事務所に成長すると、
頭を悩ませることの多くなる職員の教育・研修問題。
そこで、実際に寄せられたお悩みをコンサルタントがご紹介・解説します。


 

学生気分が抜けていない新入職員にはどんな研修が必要ですか?

マインド研修を行い、心構えや覚悟を教える!
社会人としての心構えや覚悟などを教えるマインド研修を
所長や上長とコミュニケーションを取りながら行うのがベストです。
この研修のゴールは、自分が事務所で働いていくうえで
変わらなければいけない点や目標についてしっかりコミットさせ、
当事者意識と問題解決意識を高めることです。



 

新入職員全員が同じ研修を受けていても、
理解度にバラつきが出てしまいます

バラつきがあるのは当然。理解度チェックで個別フォローを
新入職員といっても、これまでの経験や育った環境、
本人の潜在能力でバラつきが生まれます。
ですから、一斉に行う形式の研修では、研修後に個々の理解度チェックを行い、
個別フォローすることが重要です。
理解に時間のかかる社員には、何が理解できないのか、
どこでつまづいたか、根気よく指導していきましょう。



 

そもそも研修のマニュアルが社内にないから、
教える人によってバラつきが出てしまいます

テーマごとにマニュアルを作成して対応
指導担当によって研修内容や教え方に差が出ないよう、
テーマごとにマニュアルを作成してみましょう。
ほかにも、それぞれが使っている研修のレジュメをとりまとめて精査する
研修委員を設置するなど工夫も必要です。
また、わかりやすい研修にするためには、
指導担当者に対する訓練も別途行うことも有効です。



 

社内研修と外部研修、どのくらいの比率で行うのが正解ですか?
また、これだけは外部の方がいい、
もしくは内部の方がいいという研修はありますか?

企業文化に関わることは内部、コンテンツ購入できるものは外部
一概に割合を出すのは難しいですが、
事務所内部のリソースだけでは行えないものや、
コンテンツとして購入できるものは外部を活用するのも一つの方法。
特にオンラインで視聴できるものは業務の空き時間で見られるメリットがあります。
一方、事務所独自の業務や考え方、
企業文化に関わる研修は内部で行うのが理想です。




 
※月刊プロパートナー2020年9月号より抜粋

いかがだったでしょうか?
『月刊プロパートナー』2020年9月号では
士業事務所の新人育成術について
研修制度がうまくいく3つのヒントを紹介しています。


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プロフィール

横山 祐作

株式会社アックスコンサルティング コンサルタント
全国の士業事務所の売上アップや業務効率化など、幅広くサポートを行う。