【若手社長の開業日記】幼いころから社長に憧れビジネスに必須な会計業界へ飛び込む
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
幼いころから社長という職業に興味を抱いていたと語る佐伯直毅税理士。
神戸大学工学部に入学し、物理や化学の勉強をしていましたが、「ビジネスで活用できる会計を学びたい」という思いから、同大学の経営学部を再受験しました。
「会計はすべてのビジネスに通用します。これを学べば、将来いろいろなことができると思いました」
経営学部合格後、佐伯氏は公認会計士試験の勉強を始めました。
そして2007年に公認会計士試験に合格。
同年、大手監査法人へ入所しました。
歯科医業に特化したななほし会計事務所を開業
2011年、佐伯氏は監査法人から歯科医業に特化した会計事務所に転職。「中小企業経営者の喜ぶ顔が直接見られる仕事をしたいと思い、税理士になることを決意しました。歯科医業に特化している事務所へ入所したのは、税理士業界を生き抜くための強みを身に着けたかったからです」
会計事務所で実務を勉強した佐伯氏は、自分の思い描いたサービスを提供するために、ななほし会計事務所を独立開業しました。
現在は、記帳業務以外にも、歯科医院開業時の物件探しや、融資交渉を行っています。
これは、専門特化しているからこそ提供できるサービスであり、顧問先からの評判はいいといいます。
「これからは、お客様同士が情報交換できる場を作っていきたいです。そのためにも、職員数30人の事務所規模を目指していきます」と佐伯氏は笑顔で語ってくれました。
プロフィール
佐伯 直毅(さえき なおたか)氏
1982年 兵庫県で生まれる
2006年 神戸大学経営学部卒業
2007年 公認会計士試験合格
2013年 税理士登録
2013年 ななほし会計事務所を開業
ななほし会計事務所(大阪府大阪市)
歯科医業に特化したサービスを提供している。税務業務だけではなく、物件探しや融資相談など、幅広い業務を請け負えることが強み。
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