【第1回】米国会計業界のHRをリードする最重要人物が提唱する!成功する事務所の人材戦略 記事


 

加速する技術と人材難 まったなしのHR戦略

会計業界を次のステージへと押し上げる〝鍵〞となるのが、ヒューマン・リソース(以下、HR)です。
人的資源を最大限に引き出すために、どうやって職員の動機づけを行い、育成していくか。
リーダーはその手腕を問われています。

HRが注目されているのには3つの背景があります。
1つ目は、競合の多い士業業界の中で、企業にも職員にも
「選ばれる事務所」でなければ存続が困難であること。
2つ目は、IT技術により収益確保のビジネスモデルが変容していること。
3つ目は、労働力人口の減少によって、
これまで以上のサービスを今までよりも少ない人材で提供しなければならないこと。


この3つが大きく影響しています。

価格競争に巻き込まれずに、新たな戦略を駆使して価値を提供していかなければなりません。
そのために、事務所の理念を職員が理解して同じベクトルで、
個人の能力を発揮させるHRへの取り組みが重要視されているのです。

優秀な職員を定着させる評価制度、福利厚生、給与設定、教育など、HRは広義ですが、
市場の変化に影響されやすいため、変化に素早く対応できる環境適応力が必要です。

HRの重要性は士業業界だけの問題ではありません。
なんと、アメリカでは企業のニーズに対応して
会計事務所がHR支援を行っており、5年連続で成功事例が増加しています。

その会計事務所にHRコンサルティングを行っているのが、
ブーマー・コンサルティング代表のサンドラ・ウィリー氏。
彼女は、自社の理想とする人材像の見極めを行い採用・育成を行う
Kolbe™の認定トレーナーでもあります。

そして、リーダーシップ開発を手掛けながら、
バランスのとれたチーム構築や従業員の業績管理を行う、HRのプロフェッショナルです。

今回の特集では、サンドラ氏が提唱する優秀なリーダーが行うべき
パフォーマンス管理、組織マネジメント、エンゲージメント、イノベーションについて解説しています。
変革のいまだからこそ、この特集が職員の能力開発や組織マネジメントの一助となれば幸いです。

 

事務所経営の基盤となる6つの要素

事務所の理念を軸に、主力業務、協力先、人、環境、関係性で事務所は成立しています。
人的資源を最大化させるには、これらの要素(特にエンゲージメント)を高めることが必要です。


※職員と事務所が一体となって、双方の成長に貢献し合う関係

 

組織の一員として一体感を高めるオンボーディング


事務所に新しく加わった職員や新しくクライアントになった相手に手ほどきを行い、
一員として定着や育成を行うプロセスのことです。
企業人事の領域では、新規採用した人材の受け入れから定着、戦力かまでの一連の流れをいいます。
乗船の意味を持つon-boardから派生した造語。




※月刊プロパートナー2018年8月号より抜粋

いかがだったでしょうか?
『月刊プロパートナー』2018年8月号では、上記人材戦略の特集に加え、
事務所の命運を分ける人的資源についての取り組むべき戦略についてご紹介しています。

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プロフィール

サンドラ・ウィリー氏

リーダーシップ開発、教育分野において高く評価され、
会計事務所にチームビルディング(構築・形成)のアドバイスを行う。
会計業界でもっとも影響力のある人物TOP100 、もっともパワフルな女性TOP25 、
エッジイノベーションアワード受賞など輝かしい功績を持つ。会計事務所の人材開発について著した書籍など多数出版。