

2001 年に独立開業し、2011 年に司法書士法人石川和司事務所として法人化。会計事務所の顧客満足度向上に資する『会計事務所サポートサービス』を開発し、多くの会計事務所と連携を進めています。また、相続や事業承継についてもコンサルタントとして活動しています。

司法書士事務所が安定的な売上を確保するためには、どのように他士業と関係を築いていくべきでしょうか?
今回は、会計事務所をサポートする5つの司法書士業務をパッケージ化した
『会計事務所サポートサービス』を通じて、関係を強化するためのポイントをひも解いていきます。
税理士のニーズに応えた新サービスで差別化
.png)
「お客様からの信頼が厚い会計事務所ほど、一手に相談を受ける傾向にあります。税務と法務がセットになった相談も多いため、アライアンスを組んで都度対応するサービスにニーズがあると思ったんです」と話す石川氏。開業時に連携していた会計事務所と関わる中で、〝パートナーとしての司法書士〞にニーズがあることに気が付いたといいます。この気付きから石川氏は、今まで会計事務所に提供していたサービスをパッケージ化して案内することを決意。税理士と密に連携し、税理士の顧問先の満足度向上にも資するという視点で、他事務所との差別化を図りました。
