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経理代行で成功する秘訣は、効率的な経理ルールの提案 記事

経理代行で成功する秘訣は、効率的な経理ルールの提案

資産税案件に特化し、経理代行業務をメニューに掲げている税理士法人M&T。
これまでは「経理部長代行」サービスを行ってきたのですが、キャパオーバーをきっかけに「訪問しない経理代行」サービスをはじめました。実際、業務を行っていると、どのようなメリットがあり、どのような問題に直面するのでしょうか。
今回は代表社員の三反田純一郎税理士にお話を聞きました。

 

経理代行の実践で、ワンランク上の経理部門の形成を支援

─どのようなスタイルで経理代行業務を行っているのですか?

三反田純一郎氏(以下、三反田氏)
これまで当社で、中小企業の経理部長や財務部長に匹敵する人材を育てて、お客様のオフィスに週に1~2回派遣するサービスを実践してきました。
好評だったのですが、こちらがキャパオーバーしてしまいました。
1人が専任しても、せいぜい5社が限界でしたね。
現在は、先方に行かなくても経理代行業務ができる仕組みを実践しながら構築中です。

─「経理部長代行」的な役割から始まったのですね。

三反田氏
そうですね。
税務ができる人が経理を兼務して、ワンランク上の経理部門を形成するというのが、コンセプトでした。

─経理代行というと、どのような業務を行っているのですか?

三反田氏
記帳業務、請求業務、支払業務、給与計算業務、経費精算業務など、経理全般を行っています。

─料金はどうなっていますか?

三反田氏
料金体系は基本的に月額固定にしています。

接触頻度で区別しており、週1回訪問で10万円、週2回で20万円、最大30万円前後ですね。
あとは月10万円のパッケージ商品もあります。
イレギュラーな処理が必要になったら、タイムチャージにて追加で料金をいただくことにしています。

─お客様と業務の線引きは行っているのですか?

三反田氏
発注業務や見積書作成といった営業事務に関係する業務はやらないことにしています。

営業的判断が絡むので、会計事務所が手掛けると、トラブルが起きる可能性があるからです。
受注以降の業務は、すべて会計事務所側で代行しています。

─営業事務はやらないのですね。

三反田氏
そうですね。
販売管理ソフトは、会社によって独自なケースが多いですよね。
そこをどうやって連動すればいいかは、今後の課題になってきます。
 
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