会計事務所の新卒採用決定版!! 事務所の理念に共感し戦力となる人材に出会える採用方法
- 2020.05.26
- 株式会社 アックスコンサルティング

現在、会計事務所にとって大きな問題となっている人材採用。
世間の就職事情以上に売り手市場の会計業界では、これまで経験者をメインで採用してきた事務所にとって人材を獲得するのは一苦労です。
そんななか、未経験者、とりわけ大卒の新卒採用を行ったことで、業績を伸ばし続けている税理士法人鶴田会計。
新卒採用を始めた当時から、事務所が15名から30名へと拡大しています。
どのようにして実現できたのが、その手法をご紹介します。
税理士法人鶴田会計では、新卒採用を始めた当時は、職員数がまだ15名でした。
しかし、優秀で事務所の理念にマッチした新卒者を迎えることで、事務所は拡大。
現在は35名の事務所に成長しています。
代表の鶴田幸久税理士は、新卒採用を始めたきっかけを次のように話しています。
「中途で入ってくれた人たちが、結婚などのライフイベントで退職してしまうのがもったいないと感じていました。
新卒であれば、優秀な人たちが長く働いてもらえるのではないかと思ったのです」
では、どうすれば未経験の新卒者でいい人材が採れるのでしょうか。
鶴田会計独自の採用活動に秘密がありました。
五次選考まで行い徹底したマッチング
鶴田会計では求める人物像に合致した人材を採用するため、採用フェーズが5段階まであり、それぞれに趣向を凝らした内容となっています。一次選考(事業承継コンサルティングワーク)
会社説明会に参加した学生が参加する一次選考では、グループワークとして事業承継の計画を立てます二次選考(クレドプロジェクト1dayインターンシップ)
鶴田会計が大切にしている「クレド」を題材とし、鶴田会計のことを深く理解してもらい、鶴田会計のことを良く知った上で、自分の価値観と鶴田会計の価値観のマッチングを図ります三次選考(コンサル体感型ロールプレイング)
決算書分析&節税提案、新規事業提案というふたつの課題を与え、約1週間で課題を作成し、役員の前でプレゼンテーションします四次選考(役員面談)
約1時間の面談を通して、価値観のすり合わせと入社意思を確認します五次選考(シークレットミッション)
内定者同士および社員との仲間意識を醸成し、入社への覚悟を決めますこうした5つのステップの中に、応募者を引き付け、事務所に合った人材を選び取る仕組みを散りばめられている鶴田会計の新卒採用。
これらのノウハウは、新卒採用だけではなく、中途採用にも通じる点が多いのです。
事務所の成長に不可欠な人材採用に大きく役立つでしょう。
プロフィール

税理士法人 鶴田会計
代表 税理士
鶴田 幸久 氏
愛知県出身。平成12年合格(登録は13年)。名古屋市内の会計事務所に7年間勤務し、主に新規クライアントの担当として80社以上の新規開業支援。その後、同18年に独立開業、同22年には税理士法人鶴田会計を設立。また、同23年に株式会社ワンネス・コンサルティング、同25年に鶴田行政書士事務所、同28年にはワンネス社会保険労務士法人を設立している。
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