【若手所長の開業日記】年間45件の新規案件を獲得した秘密は「この税理士にお願いしたい」と思わせる営業力
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
開業1年で45件以上の新規顧問先を獲得した、松原正志税理士・社会保険労務士。
開業以降、順調に事務所の新規拡大ができている秘密は「営業力」にあると、松原氏は話します。
「営業力とひと言で言っても、フットワークの軽さやレスポンスの速さなど、さまざまな能力があります。
ただ話が上手ければいいわけではありません。
お客様から『この税理士にお願いしたい』と思ってもらえるスキルが必要ですね」
新設法人をターゲットに紹介案件を獲得
個人で税理士事務所を経営している叔父の影響を受け、松原氏は独立開業に踏み切ったといいます。開業後は、紹介会社や金融機関、他士業からの紹介を中心に新規顧問先を獲得し、昨年12月には規模の拡大に伴い、横浜駅付近に事務所を移転しました。
紹介案件を獲得できている理由を、松原氏は次のように分析します。
「新設法人向けに融資のサポートをしているので、紹介が増えているのだと思います。
会社設立はやらなければならないことが多いですが、その分お客様とコミュニケーションをしっかりと取ることができます。
信頼関係をがっちりと構築できるのはいいですね」
今後の目標を聞かれた松原氏は「今は新規のお客様を一人でも多く増やしたいです」と語ります。
まずは多くの顧問先を獲得して事務所の基盤を作り、相続や組織再編などの付加価値が高い税務サービスを始めようと計画しています。
事務所の拡大を目指し、松原氏はこれからも突き進みます。
プロフィール
松原 正志(まつばら まさし)氏
1977年 神奈川県で生まれる
1997年 東海大学建築学科に入学
2001年 税理士転職支援会社に就職
2015年8月 社会保険労務士登録
2016年2月 税理士登録
松原税理士・社会保険労務士事務所 (神奈川県横浜市)
会社設立して間もない経営者をメインに、新規契約を獲得している。
税務だけなく、労務の相談も引き受けられることから、顧問先の満足度は高い。
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