【若手所長の開業日記】親身に経営者をサポートしたいと思い、飲食・美容業に特化した会計事務所を独立開業
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
「大学で簿記論の授業を受けましたが、正直、面白いとは感じなかったですね」と笑顔で語る西野善博税理士。
それでも税理士を目指したのは、「経営に携わる仕事がしたい」という思いがあったからだといいます。
「大学生のときは、会社を立ち上げたいと考えていました。しかし、いざ卒業してみると、なかなか起業する勇気が出ないものですね。そんなとき、友人から教えてもらったのが税理士という職業です。お客様に親身になれ、経営のお手伝いができることを知り、税理士になりたいと思いました」
税務にとらわれない経営サポートを目指す
2008年に会計事務所へ就職し、2012年には税理士試験に合格。2015年に飲食・美容業に強いルチェーレ会計事務所を開業しました。
独立したきっかけは、より経営に近い仕事をしたかったからだといいます。
「私が勤めていた会計事務所の仕事のメインは入力作業で、顧問先に訪問しても、試算表の説明をするぐらいでした。このとき、本当に経営者の役に立てているのかと悩みましたね。そこで、経営者に喜ばれるサービスを提供しようと思い、独立を決意しました」
飲食・美容業に特化したのは、「食べること、オシャレをすること」が好きだったからだと答える西野氏。
将来の目標について聞くと、「これからは、税務にとらわれず、Webや内装業など、総括的に店舗経営の支援をしていきたいですね。そのためにも勉強をしていきます」と語ってくれました。
プロフィール
西野 善博(にしの よしひろ)氏
1979年大阪で生まれる
2003年近畿大学商経学部経営学科卒業
2008年会計事務所に就職
2012年税理士試験合格
2015年ルチェーレ会計事務所を開業
ルチェーレ会計事務所(大阪府箕面市)
飲食・美容業など、店舗経営に特化している。視覚に訴える見やすい資料の作成など、経営者の目線に立ったサービスが好評である。
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