【若手所長の開業日記】工学部でありながら簿記の知識に魅了され税理士になることを決意
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
税理士を目指したのは、簿記の勉強が面白かったからだと森永税理士事務所の森永正樹氏は言います。
大学生時代は、工学部で学びながら簿記3級に合格しました。
大学卒業後も工場で生産管理の仕事をしながら、簿記2級の勉強を続け、無事に取得しました。
「簿記の知識があれば、経営に携わるときに役に立つのかなと思い、勉強を始めました。
もともと、そろばんを習っていたこともあり、数字やお金の計算が好きでしたので、簿記の勉強がどんどん楽しくなりました」
簿記の知識を活かした仕事をしたいと思った森永氏は、3年間勤めていた工場を辞め、税理士事務所に転職しました。
税理士事務所や一般企業を転職しながらも、税理士試験の勉強を続け、2014年3月に税理士登録。
翌年の5月には、大学生から住み始めた大阪で、森永税理士事務所を開業しました。
理容室を経営する両親の姿を見て経営者を目指す
森永氏が独立開業したきっかけは、実家が背景にあります。「理容室を経営している親の姿を見て、自分も何かしらの経営者になりたいと思っていました。
自分が思った通りに仕事ができるのは、やりがいがあると感じたからです」
実家のようにお店を経営している人をサポートしたいと、森永氏は語ります。
「顧問先数は200件、従業員数は5人」を開業から5年後の目標として掲げています。
「長堀橋付近は、特に美容や飲食業の方が多いですから、新規で開業される方の獲得も目指します」
プロフィール
森永 正樹(もりなが まさき)氏
1971年 滋賀県生まれ
1995年 大阪工業大学卒業
1995年 一般企業に入社
1998年 税理士事務所に転職
2014年3月 税理士登録
2015年5月 森永税理士事務所開業
森永税理士事務所(大阪府大阪市中央区)
美容室や飲食店に特化して顧問先獲得を目指している。実家は理容室の経営を行っている。
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