【若手所長の開業日記】「身近な人たちの役に立ち、力となることで、地域に貢献したい」と大阪で“第二の開業”を決断
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部

「はじめの独立の動機は『一国一城の主になりたい』という漠然としたものでした」。
平安宏充氏(公認会計士・税理士)はこう語ります。
監査法人勤務中から独立を考えており、2007年に退職後、東京で開業しました。
東京で順調にビジネスを展開してきた平安氏。
一方で出身地の大阪での人脈も豊富に築いてきました。
学生時代の友人・知人から「起業する」「親の事業を継いだ」「親の相続が発生した」といった相談を受ける機会が増え、東京と大阪との距離がボトルネックになることを痛感したといいます。
元来から人脈を大切にして、ビジネスにつなげることを得意としていた平安氏。
今後も人脈からの紹介をベースに事業を広げていこうと考えていました。
「身近な人たちの役に立ち、力になることで、地域に貢献したい」と、大阪での“第二の開業”を決断しました。
2015年上半期は約10件の新規顧客を獲得
大阪に事務所を移してからも、東京の既存顧客とのつながりは変わらず。コンスタントに上京して対応していました。
2014年からは「大阪でのお客様を増やそう」と、営業活動に本腰を入れました。
既存の人脈からの紹介を強化して、2015年上半期は約10件もの新規顧客を獲得しました。
「大阪で“第二の開業”をして、独立の理由が明確になった気がします」と語る平安氏。
2015年7月には事務所を大阪・梅田に移し、顧客への「お役立ち」のグレードを高めようとしています。
プロフィール

平安 宏充(ひらやす ひろみ)氏
1977年 大阪生まれ
2002年 中央青山監査法人入所
2006年 公認会計士登録
2007年 桜友共同事務所(現・清陽監査法人)入所、平安宏充会計事務所設立
2012年 事務所を大阪に移転
平安宏充会計事務所(大阪府大阪市)
会社設立、資金調達などに強みを発揮。2015年7月に大阪府池田市から大阪・梅田に移転。
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