【若手所長の開業日記】独立前から戦略を立案計画的な活動が成功の鍵
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
「平均して月に6~7回ペースで、交流会や勉強会などに出席していました」とふくおか会計事務所の福岡雅樹氏(所長公認会計士・税理士・中小企業診断士)は語ります。
培った多くの貴重な人脈が、独立後、大いに役に立ちました。
福岡氏は2012年9月に独立。
その後、2013年の年末までの間に新規顧客獲得50件以上を達成しています。
その秘密が自身の足で作り上げた人脈=ネットワークだといいます。
「独立前から、人脈の大切さについては実感していたんです。
他士業の先生方や、異業種の方々とのつながりは、新しい出会いのきっかけになってくれます」
初めての採用も戦略的に優秀な人材の獲得に成功
顧客増にともなって、福岡氏の事務所ではパートを雇用することにしました。初めての採用。
「私が事務所を構えている地域には、高い能力を持つ専業主婦が多いんです。
そこで、主婦の方の琴線に触れる募集要項を出してみたんです」
子供が病気になった、突発的なイベントが発生したなど、家庭内で起こりうる出来事にも柔軟に対応しますと、働きやすい環境をアピールしたのです。
「おかげさまで大変優秀な方を2人も採用できました。
当初はひとりだけの予定だったのですが、お断りするのがあまりに惜しくて、お二方とも来ていただくことにしたんです」
計画的な戦略が着実な事務所成長の鍵であることを、福岡氏が証明しています。
プロフィール
福岡 雅樹氏
ふくおか会計事務所 所長 公認会計士・税理士・中小企業診断士
1976年生まれ兵庫県出身
2000年 3月、大学卒業
2000年10月 公認会計士試験に合格
2007年 大手監査法人を退職後、税理士法人へ
2012年 独立開業
ふくおか会計事務所(神奈川県横浜市)
「会社の規模を大きくしたい30代若手経営者を応援する」を理念に独立、横浜を拠点に活躍中。
関連コンテンツ