【若手所長の開業日記】「目の前で困っている人をサポートしたい」と予定より2年前倒しで開業
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
「お客様のほうを向いて仕事がしたい」と独立を決意
野田智大朗税理士は大卒後、有名飲食店チェーンに就職し、店長を務めた経歴を持っています。数字を使って経営をサポートすることに魅力を感じ、税理士への道を目指しました。
個人の税理士事務所で4年、大手税理士法人で3年半勤務。
しかし、大手税理士法人時代にひとつの壁にぶつかりました。
元来から人と触れ合うことが好きな野田氏。
一方、大手税理士法人では社内業務が中心で「チェックする上司が見やすい申告書や資料をいかにして作成するか」という視点を持たざるをえなくなりました。
「目の前で困っている人をサポートしたい」「お客様のほうを向いて仕事がしたい」という思いが強くなり、野田氏は独立を決意しました。
「予定より2年前倒ししました。実務等のテクニックは開業後でも学べます。
困っているお客様と向き合ってサポートしたいとの思いが、独立を早めました」
(野田氏)
開業1年強で約30件の新規顧客を獲得
2012年8月に独立開業。当初は個人でオフィスを借りていたが、セミナーで出会った鈴木康支税理士と意気投合し、鈴木氏の事務所スペースを一部シェアすることに。
新規拡大に積極的な鈴木氏のノウハウを吸収し、開業1年強で約30件の新規顧客を獲得しました。
「とりあえず、分からないなりにも動くことが大事ですね。とにかく人に会ってアンテナを広げています」と、野田氏は笑顔で語ってくれました。
プロフィール
野田 智大朗氏
1980年生まれ 京都市出身
野田会計事務所 所長 税理士
立命館大学経済学部卒
飲食店チェーン勤務
個人の税理士事務所、大手税理士法人に勤務
2012年8月、独立開業
野田会計事務所(東京都新宿区)
2012年8月開業。新設法人を主体に「目の前に困っている人をサポートしたい」がモットー。
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