【若手所長の開業日記】開業以来 相続・事業承継に特化しビジネスチャンスを広げる
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部

相続税実務の豊富な経験をベースに開業
中野智也税理士が独立開業の時期を決めたきっかけの一つは、相続税の大幅な改正でした。専門学校で相続税法の講師を務めたり、勤務していた会計事務所では主に相続税申告・事業承継等を担当し、一貫して相続・事業継承業務に携わり、強みを発揮してきました。
「もともと独立したいという気持ちがあり、そのための実務経験や環境が整ったと感じる時期に差し掛かっていました。
相続税の改正が決まったことによりビジネスチャンス拡大が見込まれることも、独立を決心する大きな後押しとなりました」
(中野氏)
開業の元手となったのは「相続税申告の豊富な経験・実績」「相続税関係の豊富な講師実績」「他士業との幅広いネットワーク」「法人決算での事業承継対策を意識したアドバイスノウハウ」でした。
相続に強い税理士の認知を得るため人脈を広げる
現在の相続案件獲得は、セミナー活動と士業とのネットワークが中心。金融機関などのタイアップでセミナー講師を務めたり、ハウスメーカーや税理士会主催の税務相談会の相談員を担当し、案件のアンテナを広げています。
「相続に強い税理士として認知してもらえるように人脈を広げています。
相続・事業承継の案件を増やすだけでなく、セカンドオピニオンとしてのアドバイスを行って、他士業とともに新しい活動を展開していきたいです」
(中野氏)
プロフィール

中野 智也氏
中野智也税理士事務所 所長
中央大学商学部会計学科卒業
税理士講座相続税法の講師を務める
税理士法人山田&パートナーズ入所後、丹羽会計事務所へ
2012年12月、独立開業。
中野智也税理士事務所(東京都杉並区)
2012年12月開業。相続税申告の豊富な経験をもとに講演・執筆方面で活躍。
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