【税理士替えたい110番】いわゆるチャラ系のノリに振り回されてます...
- 2022.02.17
- プロパートナーONLINE 編集部

顧問先の不満の声から、契約解消を防ぐヒントを紹介。
今回は、若手の軽いノリが顧客を困らせ、解約につながったケースです。
いわゆるチャラ系のノリに振り回されてます
昨年7月、夜はバーとして営業できるカフェを開店しました。ネット検索で飲食店が得意だという税理士事務所を見つけ、
所在地が店と近いこともあり、顧問をお願いすることにしました。
経営は初めてということで、 税金はもちろん資金運用に関する知識もゼロ。
そんな私が初めて会った税理士さんは、スマートでおしゃれなうえに博学で、
とても頼りになりそうな人でした。
見た目は若いけど飲食店経営に関しても詳しく、
いろいろ相談できるかなと前向きに捉えていたのですが......。
まず、連絡は基本的にLINEにしましょうと言われました。
これはまあ、今や最も迅速対応なツールだし、便利なので承諾。
たまにはお店に寄ってくださいねと伝えたら、友達を連れて週イチで来店。
しかも、常連レベルの騒ぎっぷり。
それを許してしまっていたせいか、最近では業務連絡でも「〜っすね!」と
若者言葉を容赦なく浴びせてくるようになりました。
つい先日も約束の期日に連絡がなく、そういうのは困るという旨を留守電に残したところ、
「もうしわけありませーん!」とLINEで返す始末。
しかも、猫が目を潤ませた「ごめんにゃ」 のスタンプとともに......。
これ、反省してるんですかねえ?
そろそろ我慢も限界です。
担当を替えてもらう、もしくは他の税理士事務所を探すべきでしょうか?
いわゆる〝チャラ男〞という人種の扱い方が、わかりません。

行き過ぎた接し方はNG! 顧客との距離感を大切に
人の第一印象は、見た目や態度、声のトーンや話し方によって決まります。最初は気をつけていても、コミュニケーションをとって関係を築いていく中で、
無意識に相手をイメージ化してとらえようとします。
これをラベリングといいますが、悪い印象を相手に与えてしまい、
レッテルを貼られてしまうと、それを払拭するのは簡単ではありません。
気さくなやりとりを好む顧問先は少なくありませんが、
距離感を無視した態度はよいとは思わないでしょう。
相手の話を聞くだけではなく、
相手に与えたい印象を考えながら、意思を伝えるよう意識しましょう。
プロフィール

横山 祐作
株式会社アックスコンサルティング コンサルタント
全国の士業事務所の売上アップや業務効率化など、幅広くサポートを行う。
全国の士業事務所の売上アップや業務効率化など、幅広くサポートを行う。
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