2023.09.25
インボイス制度(適格請求書等保存方式)への対応に関するお知らせ

2023年10月01日(日)より、インボイス制度(適格請求書等保存方式)が開始されますので、弊社の同制度への対応についてお知せいたします。

弊社ではインボイス制度の対象となる課税取引のご利用について、
2023 年10月以降の決済分より、同制度の要件に対応できるようにいたします。

【当行適格請求書発行事業者登録番号のご案内】
株式会社アックスコンサルティングの登録番号をご案内いたします。

適格請求書発行事業者登録番号
T9011001004344
 

【対談】人口減少に備えて専門分野を磨く!

【対談】人口減少に備えて専門分野を磨く!

人口減少により、士業の顧客獲得は厳しさを増しています。
士業がこれからの時代を生きるためには、何が必要となってくるのでしょうか。
弁護士法人品川国際法律事務所の田中広太郎氏と、
森下総合法律事務所の西明優貴氏に、これからの市況に応じたビジネス展開と
士業に求められるものについて聞きました。



 

供給過多の弁護士業界で求められるのは専門性

――まず、業界の現状と展望についてお聞きしたいと思います。


田中 8年ほど前に、事務所で弁護士の先生を募集したのですが、
1度の募集で99人からの応募がありました。
条件は月給30万円でしたが、
それでも入社したいと熱心に手紙を添えてくれた先生も多かったことを覚えています。
ところが、去年の募集ではたった2人。
就職難と、それに伴う市場の就職先の奪い合いが消滅したことを痛感し、
改めて、弁護士の業務そのものに向き合い、
腕を磨く時代に再帰結したなと思います。

西明 私は今年の1月に独立したばかりなので、
業界の新人として伺いたいのですが、
具体的に今後、士業は何が必要となるのでしょうか。

田中 やはり、専門性を持つことだと考えています。
弁護士の分母は格段に増えているので、
都市圏であれば専門性は命綱です。
地方で開業するなら、飛躍する大事な要素にもなります。
また、専門分野に特化した営業ができるので、成果が出やすいです。

西明 なるほど。
確かに弁護士の人数は増えていますが、日本の総人口は減っているので、
需要と供給のバランスが崩れかけています。
市場が不安定ななかで、専門性は生き残るためのキーポイントかもしれません。

田中 そうですね。
地方では事業承継の問題が顕在化していますが、
大手事務所ではなく、地域に根ざした事務所が
小規模のM&Aを手掛けているという話も聞きます。
そういった市場の変化については、
独立したばかりの西明先生も鋭い視点をお持ちかと思います。
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プロフィール
田中 広太郎氏
田中 広太郎
弁護士法人品川国際法律事務所 代表弁護士
独学で学んだ英語、スペイン語、ポルトガル語を生かした専門性で事業領域を拡大。
刑事弁護、芸能案件、企業法務にも精通し、高度なサービスを提供。
http://tanaka-lawoffice.net/

西明優貴氏
西明優貴
森下総合法律事務所 代表弁護士
東京都港区所在の弁護士法人Martial Arts、虎ノ門桜法律事務所での勤務を経て、都内で独立。
重点取扱分野は、不動産売買、損害保険、企業法務。美容業にも注力予定。
https://morishita-law-office.com/
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