マーケティング・紹介営業で伸び続ける事務所へ!アフターコロナの経営戦略
- 2022.10.28
- プロパートナーONLINE 編集部

アフターコロナでも業績を大きく伸ばしている2事務所が、営業戦略を徹底解説!
”デジタル士業”としてITを駆使した企業のサポートを行うはやし総合支援事務所。
代表の林 雄次氏が、フルリモートでも増益を続けるマーケティングの極意を紹介します。
そして、紹介営業の仕組みを大きく見直し、
2021年から1年間で契約受注数を倍に拡大したNaito事務所。
その秘訣は、「紹介営業専門のパートスタッフ」にあると、
代表の酒井教彰氏は語ります。
フルリモートで毎年1,000万円以上増益!マーケティングの秘訣とは
【林 雄次氏 はやし総合支援事務所】
2022年で開業して5年目を迎えました。前職のITエンジニアとしての経験を活かし、「ITに詳しい社労士」として
企業の労務や効率化支援を行っています。
近年では、効率化の支援や、ほかの士業事務所様のリブランディングに携わったりもしています。
大口の顧問先からの顧問報酬売上、セミナーや執筆活動による2021年の売上は、合わせて約6,000万円。
現在は職員とパートスタッフが10名なのですが、全員がフルリモートで業務を回せています。
〔事務所概要〕
はやし総合支援事務所
創業年/2018年
人数/10名
所在/東京都練馬区氷川台2-3-8
〔林流!業績アップに向けた3つのPOINT〕
- 過去のキャリアをブランディングに活かす
- 事務所を知ったルートを把握し、紹介への導線をつくる
- マーケティング活動に積極的になり、受注後はスピーディーに対応
POINT1 過去のキャリアをブランディングに活かす
営業活動で最初に意識したことは、差別化です。全国に何万人もいる社労士業界で仕事をするので、
自分や事務所を覚えてもらえるキャッチコピーをつけておくことは重要です。
ブランディング活動のポイントは、社労士になる前のキャリアや大事にしてきたことを、
社労士の仕事と紐づけること。
連続性を持たせることで、ご自身の特徴が表れてくると思います。
特徴が見出せたら、「〇〇社労士」などのキャチコピーをつけておくと、
覚えてもらいやすくなると思います。
このようなブランディングが成功すると、自分の本名以上に、
キャッチコピーやフレーズが広まってくれるようになります。
自分の知らないところでも、紹介してくださる方が出てきて、
ほかの事務所と比較されずに依頼されるケースが増えていきました。
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プロフィール

林 雄次氏
はやし総合支援事務所 代表
大手IT企業でシステムエンジニアとして勤務する傍ら、社会保険労務士の資格を取得。
エンジニアと社労士を掛け持ちしながら、社労士業務の効率的なフローを構築。
在職中に行政書士の資格も取得し、2年の兼業の後、2020年に独立。
情報処理安全確保支援士や国内旅行業務取扱主任者など250以上の資格を保持し、
『資格ソムリエ®』『デジタル士業®』の両輪で、講演や執筆などでの情報提供に取り組んでいる。
https://h-office.biz/
https://twitter.com/yujihys

酒井教彰氏
Naito事務所株式会社 代表
新卒で社会保険労務士法人経済福祉センターに入社。その後、事業を立ち上げて起業。
内藤事務所(現Naito事務所社会保険労務士法人)には、2013年に入社。
2021年に、Naito事務所株式会社の代表取締役に就任する。
クラウドソフトを活用し、顧問先や事務所内の業務改善を幅広くサポート。
https://naito-bc.com/
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