あなたの事務所は「正しい税務判断」をどうやっていますか?
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部

全国60支部、1500名規模を誇る、辻・本郷税理士法人。
所内には高品質なサービスを提供するために税理士・職員の税務相談を受ける審理室を設置しています。
この審理室には税に関する相談が年間5000件ほど寄せられ、顧問先への適切な税務判断に一翼を担っています。
その相談役は国税局で目覚ましい活躍を遂げてきた50名のOBたち。
そんなスペシャリストへ気軽に相談ができるサービス「辻・本郷審理室ダイレクトアシスト」とは何か。
審理室・室長の八重樫 巧氏に聞きました。
正しい税務処理をアドバイス
―― まず、辻・本郷税理士法人の審理室について、部署の狙いと現状を教えてください。弊法人では、全国60支部に1500人以上の税理士・職員が活躍しています。私たちが所属する審理室では、彼らが担当する税務案件の中で判断しきれない不明点の相談に乗って、適切なアドバイスを行っています。
いわゆる、税務相談ですね。部署のメンバーは、東京国税局をはじめ、全国の国税局で第一線の調査官として活躍していたスペシャリストたちばかり。税務署のチェックポイントを知りつくした私たち国税OBに相談できるというのは、大変心強いと自負しています。
また、この審理室が設置されている税理士法人というのは、日本全国でも弊法人くらいではないでしょうか。
正しい税務処理のアドバイスを行うことが第一の目的で、このことを通じて顧問先との信頼関係を強固なものにすることが、この部署の役割と言えますね。
―― 一番多い内容と、これまでの相談内容を教えてください。

まず、大きく3つに分けられます。
1つ目は税務の質問・相談、2つ目は税務調査の立ち合い、3つ目は申告書のチェックですね。
税についての相談件数は現在年間5000件を超えました。内訳は法人税・所得税・消費税が6割。その次に資産税・相続案件で3割、源泉税と印紙税、地方税を含めて1割程度です。法人税では、
続きを読む
関連コンテンツ