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新卒即戦力化のための林会計流「採用」&「育成術」 記事



税理士法人林会計事務所では、50時間を費やす選考と入社前の教育で、新卒ながら即戦力となる人材を養成しています。
今回は、その選考と教育方法を紹介します。

 

5回の選考会で
理念を浸透させる

前回の記事では、事務所の理念に共感してもらう説明会(1次選考)を紹介しました。理念への共感は、その後の選考でもポイントです。

2次選考は1日インターンを行い、税理士試験の消費税の問題を職員が教えます。
この時、教えるスピードは理解度の早い人に合わせます。

3次選考までは合否をつけませんので、これは、「会計事務所の仕事をこなせるかを自分で判断してもらうためです。
3次選考は、『3KMプログラム』。株式会社土屋ホーム(北海道)の創業者・土屋公三さんが開発したプログラムです。
「個人」「会社」「家族」の3つの領域で〝ありたい姿〞を決め、そのための短期的、長期的な行動計画を考えます。
いわば〝人生の設計図〞ですね。
「会計事務所で何をしたいか?」はもちろん、当事務所のテーマである「愛」「家族」について、考えてもらう機会にもなります。

2次選考も3次選考も、昼食時は職員とざっくばらんに話をしてもらい、学生が不安に思っていることには包み隠さず答えます。

4次選考で、ようやく面接です。この時、確認することは2つ。
 
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プロフィール

林 弘己(はやし ひろみ)氏

税理士法人林会計事務所
代表社員 税理士 

東京海上火災保険株式会社で約10年勤務した後、1991年より日本経済大学で保険論、会計学の准教授を務める。1998年に税理士資格を取得し、林会計事務所を開業。愛、家族をテーマに、「日本一『ありがとう』が集まる事務所」を目指している。

税理士法人林会計事務所
創業/1998年
従業員数/10名
所在地/福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル4F