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  • 実務力を高めることが究極の差別化戦略 ~この本に学ぶ~

     士業は顧客が抱える問題解決に注力するべき本書を執筆した横須賀輝尚氏と監修者の菰田泰隆氏は2017年、全士業向けに『高難度業務研究会on 弁護士顧問契約LEGALMAGIC』を立ち上げました。高難度業務とは、法的思考力を要する例外的なケースや刑事事件が絡む案件など、高い実務力が必要な業務のことです。高難度業務を扱える士業を増やし、業界全体のレベルを底上げすることが、会の発足および本書を出版した狙いだといいます。今、この時代に高難度業務に取り組むべき理由は、士業による問題解決にニーズがあるからだと横須賀氏はいいます。「情報量が増え、人々の価値観も多様化しました。その結果、ハラスメントなどの新しい概念が生まれ、企業で起こる問題は複雑になってきています。しかし、問題を解決できる士業はごくわずかで、彼らに仕事が集まっているのが現状です。これからはもっと多くの士業が高難度業務を通じて、問題を解決していくべきだと思います。逆にそれができないと、手続き代行業者同士の価格競争に巻き込まれてしまうでしょう。今のうちに実務力を高め、問題解決をサービスに組み込むことが差別化につながります」。企業や個人が抱える問題を解決するためには何から始めるべきでしょうか。菰田氏は、「まず『何とかしてあげよう』という気持ちで、専門分野以外のことにも興味を持つことが大切です」と話す。「『お客様に貢献したい』という想いは必ず相手に伝わります。難しい案件でもまずは受任してみて、周辺知識や法律の解釈論について調べ、考えながらひとつずつ身につけていけば良いのです。解釈論に関しては、学んだことがない人も多いと思いますが、法律の専門家として問題を解決するためには大切な要素となります。択一試験のように、単純な回答が見つかる問題ばかりではありませんから」。最後に、実務力を高めることのメリットを横須賀氏にお聞きしました。「手続き代行は替えが利きますが、実務力を高めて高難度業務をモノにすればそうはいきません。お客様に心から感謝していただける機会が増えますし、自身の存在価値も強く感じられます。しかし、士業として成功するための道はこれだけではありません。まずは、『何を成し遂げたくて資格を取ったのか』という原点に立ち返り、方針を定めるべきでしょう」。   『 士業を極める技術』 単行本:208ページ 出版社:日本能率協会            マネジメントセンター 発行日:2017.10.30 ※アンケートにお答えいただいた方全員に本書をプレゼント! 詳しくはこちらをご覧ください    2018.10.15