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  • ありそうでなかった 部下との〝雑談〞マニュアル ~この本に学ぶ ~

     部下と向き合うことが組織の成長につながる米国のシリコンバレーでは、上司と部下が週に1回、30分から1時間程度の面談を行う『1on1ミーティング』が常識になっています。その主な目的は、部下個人に焦点を当てたコミュニケーションです。業務の進捗確認など、普段行っている目先の結果に焦点を当てたコミュニケーションは行っていません。著者である世古詞一氏は、この手法を日本でも取り入れるべきだと考え、ノウハウを積み上げてきました。本書には、1on1ミーティングの有用性をはじめ、上司から部下への質問例まで、明日から活かせる実践的な知識が詰まっています。「部下との接し方がわからない」「チームに活気がない」などの悩みを抱える幹部・リーダークラスの人におすすめしたい一冊です。なぜ1on1ミーティングが今の日本に必要なのか。その理由について、世古氏はこう語っています。「キーワードは〝心理的安定性〞。今の若い世代は『私はここにいていいんだ』という安心感がないと、能動的に動けません。仕事の面でなど、自然に個人的な話をする場面が存在していました。しかし、それらの習慣がなくなりつつある今、対話する機会を意図的に作り出さなければいけない。それを実現する手段が、1on1ミーティングなんです」。また、1on1ミーティングのメリットについて世古氏は、「主な効果は〝信頼関係の構築〞と〝部下の成長促進〞。まずは信頼関係を築き上げるために、対等な立場で雑談をすることが重要です。ポイントは、上司が話を聴く立場を意識すること。〝聴く〞とは〝言いたいことを我慢する〞のではなく、〝部下に教えてもらう〞姿勢をとることです。これができれば、部下が自発的に意見できるようになります」と述べています。部下のために時間を割きたいと思っていても、実行に移せない人も多いでしょう。世古氏曰く、1on1ミーティングは上司の人間力向上にも寄与するそうです。「1on1ミーティングを継続していく上では、部下からの要望にしっかり応える姿勢が求められます。対話の風通しが良くなることで、上辺のスキルでのごまかしがきかなくなり、否が応にも人間的成長が促進されるのです」。 『シリコンバレー式 最強の育て方 -人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング-』単行本:223ページ出版社:かんき出版発行日:2017.9.11この本のプレゼントはこちら  2018.04.04