士業の『今』を知り、『未来』を見つめるWebマガジン

  • サービスマインドで120%の満足度を実現!

    全国9拠点、100名規模の司法書士法人コスモグループ代表の山口里美氏。女性経営者としては最大規模を誇ります。創業から21年経った今もなお脈打つ〝サービスマインド〟の源泉に迫ります。 先生業ではなく、あくまでもサービス業「士業業界にサービスマインドを持ち込む」。これは開業当初から掲げている信条です。私たちは法的なサービスを提供する〝サービス業〞。なので、定型的な業務はできて当たり前なんです。お客様の満足度を高めるホスピタリティ精神で、120%のサービスを提供する。それがブランディングに直結すると考えています。現在、グループ全体で111名の規模にまで拡大しました。今後はさらに職員のスキルアップを強化していきたいと思っています。弊社ではマナー研修を採用しています。単なる〝一般常識〞ではなく、〝おもてなし精神〞を鍛錬する研修です。目の前にいらっしゃるお客様が笑顔になるにはどうすればいいのかを踏まえたマナー研修です。やはり、一朝一夕にはいきませんからね。加えて、OJTで経験を積みながら学んでもらっています。サービスマインドを意識するのは、開業前のある出来事が私のアイデンティティとしてあるからなんです。 挫折を味わったからこそ見出したサービス精神 2018.05.10
  • 司法書士法人コスモ 山口里美氏がコスモの夜明け前を語る

    数ある司法書士法人の中でも、国内トップクラスにランクインするコスモグループの代表・山口里美(やまぐちさとみ)氏。創業時よりいち早く「法律業は“先生業”ではなく“サービス業”」と謳い、サービス精神を非常に大切にしてきたパイオニアである。また、“女性の大型司法書士法人の代表”としても非常に動向が気になる存在である。2018年には21周年を迎えグループ全体で9支店、今後も支店を拡大予定と更に躍進を続けている。本インタビューではそんな山口氏の事業黎明期を詳しく伺わせて頂いた。 開業のきっかけは父の重病余命3ヶ月のうちに晴れ姿を見せたい「開業したのは1997年、東大阪市に事務所を持ちました。この“独立”ですが、実はあるきっかけから唐突に決めたことなんです。それは父の病気、ガンです。既に現代の医学では治療が難しい段階まで進行しており、余命3ヶ月と告知を受けました。最初は民間療法など模索し続けたのですが、いよいよ後いくばくも無い。という状況になりました。その当時、私は司法書士事務所に勤務していたのですが、何とか父の目が黒いウチに“独立して一国一城の主”という自身の晴れ姿を見せて喜ばせてあげたい! その一心から、当時の貯金300万円をすべて注ぎ込み開業しました。ただ、やはり業務を受任したその姿こそが真の晴れ姿。私は開店祝いに同僚から頂いた自転車に乗って、金融機関や税理士事務所へご挨拶に大阪中を日に40キロぐらい駆け回りました。その当時“女性司法書士”は極めて少なく、まだ世間では『女の司法書士にはちょっと……。』といった偏見を持った方も多かったため、ご挨拶をしても取り付く島なし……。そんな日々が続いたんですね。一方、父に残された時間はあと僅か。疲れても休んでいるヒマはありません。とにかく夢中になってペダルを漕ぎ続けたのです」。 旅行代理店に勤めるも司法書士を目指して猛勉強!女性の司法書士が珍しい時期に、お父様の容体から急遽、独立・開業をすることに。では……なぜ山口氏はこの“司法書士”という世界を選んだのか? 開業後の話の顛末は最後に伺うことし、その辺りを話してもらった。「法律にはじめて触れたのは、旅行代理店に勤務していたときのことです。私は卒業後、キャビンアテンダントになりたかったのですが、その年は不況で航空会社は軒並み新卒採用を控えました。その時は本当にガッカリしましたね。ただ、悩んでばかりもいられませんので、今まで勉強してきたことを活かせる職場を……と考えて冒頭で述べた通り旅行代理店に籍を置きました。そして、業務の一部として“旅行業務取扱主任者”(現・総合旅行業務取扱管理者)の資格試験の勉強をしてたときに転機は訪れました。この学習で “法律”というものに興味を抱き、そこから司法書士を目指して一念発起。『司法書士になるので退社致します!』6年間務めた旅行代理店にその胸の内を宣言して退職し、昼間は法律事務所に勤務、夜は資格試験予備校という2足のわらじ生活をはじめました。司法書士試験の学習プランは15ヶ月1クール。私はそこに3年間通学し、ようやく受かりました。2年目に失敗した際は……動揺しました。退職時に宣言していたこともあって、後に引けなくなっていましたので焦る気持ちがこみ上げてきたんです。そこで3年目は勉強方法を変更します。すでにかなり手広く問題は解いておりましたが、とにかく過去問を繰り返し解く、という方式に変えました。司法書士試験は問い方や注目するポイントは変わるものの、同じような内容からの出題が多いので。私は何度も繰り返し解き、最終的には完全に暗記するレベルに達しました。学習時間をキープするため法律事務所の勤務も最後の半年間はお休みを頂き、1日12時間ずつ毎日、勉強しました。するとどうでしょう。答案練習会での順位が面白いぐらい上がっていきました。だいたい常に1~2位にライクインするようになり、その年、とうとう合格して司法書士の資格を得たのです。やっと、やっと……という思いでした」。合格後は司法書士事務所へ所属を変え、そして自身も“司法書士”として勤務をするようになった。それから3年後の、唐突の独立であった。そもそも開業を考えていなかった山口氏。実務は行っていたとはいえ準備ゼロだった状況からいかにして事務所を盛り上げていったのか。  2018.04.18
  • “できる”社会保険労務士は営業力抜群!? 営業力を磨く4つの手法とは?

    社会保険労務士(以下、社労士)の数が増え続けている現在、業界内での価格競争は激しさを増しています。そんななか、独立開業した社労士がうまくいかずに廃業してしまう、という事態も少なからず起きているのが現状です。そこで今回は、独立開業した社労士が業界内で生き残っていくために必要な“営業手法”について解説していきます。 営業しない時代から営業する時代へ社労士が“サービスを提供する”というのは、単純に“モノを売る”や“接客をする”ということと同義ではありません。そのため、“営業活動を行う”“集客をする”“顧客を獲得する”といった、提供しているサービスへと結びつけるために様々な手法を駆使する、という考え方が必要となってきます。以前の社労士事務所であれば、“顧客から依頼者を紹介してもらう”というように、自身が動かずとも依頼が舞い込んでくるというパターンが多くありました。しかし、社労士数が増加している現在では、“顧客が社労士を選ぶ時代”へと変化してきており、図らずも価格競争に巻き込まれていく事務所が後を絶たないのです。では、顧客を獲得しなければ“食べていけなくなる”時代に重要となる“社労士の営業活動”とは、どのようなものでしょうか? 社労士としての営業力を磨く4つの手法社労士事務所に勤めており、人脈や経験も十分にある方などが独立開業する際には、そもそも営業に力を入れるまでもなく顧客を獲得していく実力は備わっています。しかし、人脈もなく経験も浅い若手社労士が独立開業する際には、あらゆる手段を講じる必要が出てきます。まずは以下の4つの手法を身につけていきましょう。  2018.03.20
  • 【若手社長の開業日記】幼いころから社長に憧れビジネスに必須な会計業界へ飛び込む

    幼いころから社長という職業に興味を抱いていたと語る佐伯直毅税理士。神戸大学工学部に入学し、物理や化学の勉強をしていましたが、「ビジネスで活用できる会計を学びたい」という思いから、同大学の経営学部を再受験しました。「会計はすべてのビジネスに通用します。これを学べば、将来いろいろなことができると思いました」経営学部合格後、佐伯氏は公認会計士試験の勉強を始めました。そして2007年に公認会計士試験に合格。同年、大手監査法人へ入所しました。 歯科医業に特化したななほし会計事務所を開業2011年、佐伯氏は監査法人から歯科医業に特化した会計事務所に転職。「中小企業経営者の喜ぶ顔が直接見られる仕事をしたいと思い、税理士になることを決意しました。歯科医業に特化している事務所へ入所したのは、税理士業界を生き抜くための強みを身に着けたかったからです」会計事務所で実務を勉強した佐伯氏は、自分の思い描いたサービスを提供するために、ななほし会計事務所を独立開業しました。現在は、記帳業務以外にも、歯科医院開業時の物件探しや、融資交渉を行っています。これは、専門特化しているからこそ提供できるサービスであり、顧問先からの評判はいいといいます。「これからは、お客様同士が情報交換できる場を作っていきたいです。そのためにも、職員数30人の事務所規模を目指していきます」と佐伯氏は笑顔で語ってくれました。 プロフィール佐伯 直毅(さえき なおたか)氏 1982年 兵庫県で生まれる2006年 神戸大学経営学部卒業2007年 公認会計士試験合格2013年 税理士登録2013年 ななほし会計事務所を開業ななほし会計事務所(大阪府大阪市)歯科医業に特化したサービスを提供している。税務業務だけではなく、物件探しや融資相談など、幅広い業務を請け負えることが強み。 2018.03.19
  • 【若手社長の開業日記】知人が抱えていた会社設立の悩みを解決できず悔しさをバネに突き進む

    「会社設立について知人から相談を受けたとき、すぐにアドバイスできなかったのが未だに心に残っています」と語るのは、野末和宏公認会計士・税理士。当時習っていた英会話の先生から「独立して自分の英会話スクールを設立したい」との相談がありましたが、税務や届出など具体的な実務がわからず、野末氏はアドバイスを言えませんでした。この経験を悔しく感じた野末氏は、会計のプロである“公認会計士”を基盤としながら包括的な経営のサポートができる“税理士”への道を歩み始めました。 責任者としての成長を目指し独立開業の道へ大手税理士法人に入社し、約20社の法人をサポートしていた野末氏。覚悟を決めて前向きに働いている経営者の影響を受け、自身も急速に成長しているように感じたといいます。独立開業に至ったのも、自身をより高めるためだったと野末氏は話します。「税理士法人に勤務していたときも、お客様から感謝の言葉を多くいただき、充実した日々を過ごしていました。ただ、一担当者としてではなく責任者となって、お客様が満足するサポートをしたいという思いが強くなり、独立を選んだのです」2016年に開業した野末公認会計士・税理士事務所は、若手経営者や不動産投資家へのサポートが売り。今後の目標を聞かれた野末氏は、「英会話教室の先生の相談を解決できなかった悔しさがあるので、これから当事務所に来てくださる方々には、満足のいくサポートを提供していきます」と力強く語ってくれました。 プロフィール野末 和宏(のずえ かずひろ)氏 1982年 埼玉県志木市で生まれる2008年 公認会計士試験に合格。有限責任あずさ監査法人に入社2013年 税理士登録2016年 野末公認会計士・税理士事務所を開業野末公認会計士・税理士事務所(東京都中央区)クラウド会計ソフトを積極的に導入するなど、ITに強い税理士事務所。開業支援や節税対策など、若手経営者や不動産投資家をサポートするサービスが充実している。 2018.03.12
  • 【若手社長の開業日記】「三方よし」の精神で川崎市の飲食店へ貢献していく

    柏野晃平公認会計士・税理士は、「三方よし」の精神を事務所の経営理念として掲げています。「三方よし」とは、近江商人が大切にしていた哲学で、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の3つの「よし」を大切にするというものです。「自分のやりたいサービスをお客様に提供して、お客様の売上が伸び、世間を良くするサービスが広がるとうれしいですね」この精神は、独立開業に至る原動力ともなりました。「売り手よし」を確立するために、自分がやりたいことを貫く柏野氏は、大学時代に力を入れていたボクシングの世界に足を踏み入れました。「プロボクサーとして、どこまでできるのか試してみたい」二足のわらじを履くため、柏野氏は、自分で仕事量が調節できる独立の道を選んだのです。 川崎市の飲食店に特化し顧問先拡大を図るプロボクサーとしてベストを尽くした柏野氏は、現在、飲食業界に特化し、顧問先の獲得を図っています。提携先が飲食専門のコンサルタントや飲食特化の内装業者だったこともあり、業種特化する方が習熟スピードが早いと、飲食業界の顧問先を増やし、見識を広めていきました。今では顧問先の4割が飲食業です。「お客様の事業発展につながることであれば、何でも提案していきたい」と柏野氏。税務業務にとどまらず、集客支援チラシ・ツールの作成など、お客様の店舗発展のために、お客様の悩みを聞き、それらを解決していく飲食業コンサルタントを目指しています。 プロフィール柏野 晃平(かしの こうへい)氏1988年 大阪府で生まれる2006年 東京大学経済学部に入学2009年 公認会計士試験合格2014年 税理士登録 プロボクサーライセンス取得2015年 公認会計士税理士事務所アクセル開業公認会計士税理士事務所アクセル(神奈川県川崎市)「アクセル」という事務所名は、お客様の事業拡大を加速するという意味を込めて付けられた。川崎市の飲食業界を中心に顧問先を拡大している。 2018.02.26
  • 【若手所長の開業日記】チャレンジ精神を大切にし税理士事務所を開業

    「トップとビジョンを共有できない状態でコンサルティング会社の役員を続けるか、新しく会計事務所を開業するかで悩みました」と語る白根裕也公認会計士・税理士。悩んだ末、新たなチャレンジを選択し、あしたの会計事務所を設立しました。開業を後押ししてくれたのは、共同創業者の長瀬祐基公認会計士です。白根氏と長瀬氏は同じ監査法人に勤めた先輩・後輩の仲。白根氏は、2人で開業したメリットは大きいと話します。「お互いが会計分野の専門家なので業務を確かめ合えますし、なにより気軽に相談できるのが精神的にありがたいですね」開業してから白根氏は刺激がある日々が続いているといいます。なぜなら、監査法人に勤めていたときには出会えなかったお客様を担当できているからです。「異なる業態の会社を複数経営しているお客様などと、お付き合いさせていただくと、自分の視野が広がりますね」 お客様にとっての付加価値サービスを考える「5年後までに顧客数300社」を掲げている白根氏。ただ、顧客数目標はあくまでモチベーションを保つために設定したもので、経営上重要視しているところは別にあるといいます。「売上アップのために、定型的な仕事をこなしているだけではいけません。顧問先に付加価値を与えるサービスの提供をしないといけないのです」今日も白根氏は、お客様の「あした」を支えるサポートを行っています。 プロフィール白根 裕也(しらね ゆうや)氏 1972年 神奈川県で生まれ、東京の下町上野で育つ1991年 東京大学工学部に入学2003年 あずさ監査法人に入社2013年 コンサルティング会社の取締役に就任2016年 あしたの会計事務所を設立あしたの会計事務所(東京都台東区)「あしたの会計事務所」という事務所名には、「会計を過去の数字を見るためだけでなく、明日の会社に役立つものにしよう」という意味が込められている。 2018.01.05
  • 【若手所長の開業日記】国税局時代に多くの税理士を見て本当に経営者の助けになる税理士に

    大学進学を考えていた高校時代、ひょんなことから公務員試験模試を受けたことがきっかけで、国税局を目指すことになったという牧康晴氏(税理士)。1年の浪人生活を経て、国税局の職員となりました。26年間の国税局勤務では管理部門、徴収部門、法人課税部門、資産税部門、管理運営部門と、異例とも言える多彩な部門を経験してきました。そして、そこで多くの税理士を見てきました。「もちろんいい先生もたくさん見てきましたが、顧問契約を切られるのが怖くて脱税を脱税だと言えない先生や、経営者に対してなんのアドバイスをしない先生もいました。それをちゃんと言える税理士になりたい」結婚という一大イベントも契機となり、やるなら早い方がいいと、国税局を退職し、独立開業することを決断しました。 最先端を行きながらも人情あふれる事務所に牧氏の周りの国税局員には、業界が厳しいと税理士に転身する人は減ってきているといいます。「これまでのビジネスモデルでやろうとするからダメなんです。厳しいなら厳しいなりにやり方があります」と、クラウドに強い、最先端の事務所を掲げています。国税局で多くの経験をしてきたからこそ、対応できる守備範囲も広い。「会社経営から相続まで、全体が見られる、何でも相談できる事務所にしていきたい」税務相談のみならず、プライベートな相談までできるような、昔ながらの税理士を目指しています。 プロフィール牧 康晴(まき やすはる)氏1968年愛媛県生まれ高校卒業後、1年間の浪人を経て国税局に入局大阪国税局に26年間勤務2014年6月 国税局を退職2014年12月 税理士登録、独立開業牧 康晴税理士事務所(大阪府枚方市)2014年12月開業。国税局での経験を活かし、節税から相続までトータルなサポートができる事務所を目指す。 2017.12.26
  • 【若手所長の開業日記】「身近な人たちの役に立ち、力となることで、地域に貢献したい」と大阪で“第二の開業”を決断

    「はじめの独立の動機は『一国一城の主になりたい』という漠然としたものでした」。平安宏充氏(公認会計士・税理士)はこう語ります。監査法人勤務中から独立を考えており、2007年に退職後、東京で開業しました。東京で順調にビジネスを展開してきた平安氏。一方で出身地の大阪での人脈も豊富に築いてきました。学生時代の友人・知人から「起業する」「親の事業を継いだ」「親の相続が発生した」といった相談を受ける機会が増え、東京と大阪との距離がボトルネックになることを痛感したといいます。元来から人脈を大切にして、ビジネスにつなげることを得意としていた平安氏。今後も人脈からの紹介をベースに事業を広げていこうと考えていました。「身近な人たちの役に立ち、力になることで、地域に貢献したい」と、大阪での“第二の開業”を決断しました。 2015年上半期は約10件の新規顧客を獲得大阪に事務所を移してからも、東京の既存顧客とのつながりは変わらず。コンスタントに上京して対応していました。2014年からは「大阪でのお客様を増やそう」と、営業活動に本腰を入れました。既存の人脈からの紹介を強化して、2015年上半期は約10件もの新規顧客を獲得しました。「大阪で“第二の開業”をして、独立の理由が明確になった気がします」と語る平安氏。2015年7月には事務所を大阪・梅田に移し、顧客への「お役立ち」のグレードを高めようとしています。 プロフィール平安 宏充(ひらやす ひろみ)氏 1977年 大阪生まれ2002年 中央青山監査法人入所2006年 公認会計士登録2007年 桜友共同事務所(現・清陽監査法人)入所、平安宏充会計事務所設立2012年 事務所を大阪に移転平安宏充会計事務所(大阪府大阪市)会社設立、資金調達などに強みを発揮。2015年7月に大阪府池田市から大阪・梅田に移転。 2017.12.22
  • 【若手所長の開業日記】親身に経営者をサポートしたいと思い、飲食・美容業に特化した会計事務所を独立開業

    「大学で簿記論の授業を受けましたが、正直、面白いとは感じなかったですね」と笑顔で語る西野善博税理士。それでも税理士を目指したのは、「経営に携わる仕事がしたい」という思いがあったからだといいます。「大学生のときは、会社を立ち上げたいと考えていました。しかし、いざ卒業してみると、なかなか起業する勇気が出ないものですね。そんなとき、友人から教えてもらったのが税理士という職業です。お客様に親身になれ、経営のお手伝いができることを知り、税理士になりたいと思いました」 税務にとらわれない経営サポートを目指す2008年に会計事務所へ就職し、2012年には税理士試験に合格。2015年に飲食・美容業に強いルチェーレ会計事務所を開業しました。独立したきっかけは、より経営に近い仕事をしたかったからだといいます。「私が勤めていた会計事務所の仕事のメインは入力作業で、顧問先に訪問しても、試算表の説明をするぐらいでした。このとき、本当に経営者の役に立てているのかと悩みましたね。そこで、経営者に喜ばれるサービスを提供しようと思い、独立を決意しました」飲食・美容業に特化したのは、「食べること、オシャレをすること」が好きだったからだと答える西野氏。将来の目標について聞くと、「これからは、税務にとらわれず、Webや内装業など、総括的に店舗経営の支援をしていきたいですね。そのためにも勉強をしていきます」と語ってくれました。 プロフィール西野 善博(にしの よしひろ)氏1979年大阪で生まれる2003年近畿大学商経学部経営学科卒業2008年会計事務所に就職2012年税理士試験合格2015年ルチェーレ会計事務所を開業ルチェーレ会計事務所(大阪府箕面市)飲食・美容業など、店舗経営に特化している。視覚に訴える見やすい資料の作成など、経営者の目線に立ったサービスが好評である。 2017.12.19
もっと見る