2023.09.25
インボイス制度(適格請求書等保存方式)への対応に関するお知らせ

2023年10月01日(日)より、インボイス制度(適格請求書等保存方式)が開始されますので、弊社の同制度への対応についてお知せいたします。

弊社ではインボイス制度の対象となる課税取引のご利用について、
2023 年10月以降の決済分より、同制度の要件に対応できるようにいたします。

【当行適格請求書発行事業者登録番号のご案内】
株式会社アックスコンサルティングの登録番号をご案内いたします。

適格請求書発行事業者登録番号
T9011001004344
 

即効性のあるWeb集客とは?【士業のためのWeb活用講座Vol.1】



士業の集客活動において、Webマーケティングはもはや必須。
しかし、「何から手をつければいいのか?」「実際のところ何が効果的なのか?」
と頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか?
そこで、数多くの士業事務所のホームページ作成、
Webマーケティング支援を行っている株式会社アップラボの福間浩之氏に、
士業におすすめのWebマーケティングについて聞きました。



 

即効性を求めるなら、
(1)リスティング広告、(2)MEO、(3)SEO

士業の集客手段といえば、検索エンジンの検索結果の上位に表示させるSEO、
検索結果の上部の広告枠に表示させるリスティング広告、地図サービスのMEO、
ポータルサイトなどさまざまなものがありますが、
今回は「集客の即効性」にフォーカスして、おすすめの方法を紹介したいと思います。

まず基本的なことですが、SEOとMEOはGoogleに対して行い、
リスティング広告はYahoo!とGoogleの両方で利用することができます。
なお、Yahoo!の検索結果データはGoogleのデータを使用しているため、
Googleに対してSEOを行えば、必然的にYahoo!もSEOの効果が出ます。
いずれの集客手段も大きな効果が期待できますが、「即効性」という点でおすすめできるのは、
(1)リスティング広告、(2)MEO、(3)SEOという順番です。

 

リスティング広告ってなに?

リスティング広告は「クリック課金型広告」とも呼ばれており、
あらかじめ広告の管理画面で設定しておいたキーワードで検索されたときに、
検索結果の上部または下部に表示されるようになる広告です。
表示されるだけでは広告費が課金されず、クリックされて初めて広告費が課金されるため、
使い方によっては費用対効果が非常に優れています。

また、リスティング広告は数時間程度で広告を開始できるため、
アクセスをすぐに増やすことができ、工夫次第では即効性がある集客手段だといえます。
ただ、入札方式の広告となるため、競合が多い業務だとクリック単価が割高になります。
結果的に広告費が高くなってしまうので、
業務によってはリスティング広告の利用は慎重に行うべきです。
 

〔リスティング広告のメリット・デメリット〕

メリット
・クリックされなければ課金されないため費用対効果が良い
・短時間で広告を開始できる
デメリット
・競合が多い業務だとクリック単価が割高になる

 

リスティング広告に似ているSEOのメリットは?

検索結果に表示させるという意味においてはリスティング広告とSEOは似ていますが、
SEOはどれだけクリックされても広告費がかからないことがメリットといえます。
一方で、検索上位に表示されるまでに時間がかかるというデメリットがあります。

そのため、私たちがWebマーケティングを行う際、
クライアントから「即効性」と「広告費を抑えること」の両方を求められた場合は、
リスティング広告とSEOを併用してアクセスを増やし、
マーケティングを行っています。

具体的には下記の図のようにSEOで検索上位を達成するまでの間はリスティング広告を併用し、
上位表示を達成したキーワードが増えてアクセスが増加したタイミングで
リスティング広告の予算を漸減していく、という運用方法です。



 

〔SEOのメリット・デメリット〕

メリット
広告費がかからない
デメリット
効果が出るまでに時間がかかる

 

MEOで上位表示することは意味があるのか?

MEO(Map Engine Optimization)は、多くの方が「一度は使用したことがある」
というほど利用者が増加しているGoogleの地図サービスです。
具体的には、Googleマップでの検索結果で自社を上位表示させることをいいます。

MEOは誰でも簡単に登録できる一方で、競争も激しく、
多くの地域で以前ほどの効果はありません。
実際、多くのキーワードで上位表示をしているクライアントもたくさんいますが、
アクセスを分析してもコンバージョンにつながる質の高いアクセスは少ない傾向にあります。

そもそもMEOは「今いる場所の近くにある店舗など」を探しやすくするためのものであり、
さらに掘り下げると、ユーザーの多くが気軽に利用するサービスや施設情報を探す傾向が強くあります。
士業が扱うサービスの多くは慎重に探す人が多いため、
積極的な集客ができるような媒体ではありません。

とはいえ、Googleマップ上に表示されている口コミを参考にしているユーザーは一定数存在しますので、
Googleマップへ口コミを投稿してもらうような仕組みを作る工夫は必要です。
自分で士業事務所を探し、ある程度相談先を選定したあとに
Googleマップ上に表示されている口コミを参照するケースは多数確認されています。
Googleマップに表示される口コミ対策はしておいて損はありませんので、
顧問先に依頼してみるなど、ぜひこの機会に見直してみてください。
 

〔MEOのメリット・デメリット〕

メリット
・誰でも簡単に登録できる
・口コミ機能が事務所選びの参考にされる
デメリット
・競合が多く、コンバージョンにつながるアクセスは少ない
・直接的な集客にはつながりにくい

 
プロフィール
福間浩之氏
株式会社アップラボ 代表取締役
弁護士や司法書士、税理士など士業専門のホームページ制作を行う「サムライラボ」を運営。
価格競争に巻き込まれないための顧問先獲得に向けたマーケティングを支援している。
https://up-lab.co.jp/
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