「クラウド」×「経営計画書」はブルーオーシャン
- 2020.05.26
- 株式会社 アックスコンサルティング
岩手県花巻市にある税理士事務所ランニングパートナーズは、開業当初からクラウド会計を導入し、クラウド会計ソフト導入支援で岩手県ナンバーワンの実績があります。
今回はクラウド会計ソフトを導入したきっかけについて、所長税理士の鈴木陽介氏にお話をおうかがいしました。
クラウド会計を導入した3つの理由
私は2016年7月に独立開業しましたが、当初からクラウド会計を主体に進めていこうと考えていました。その理由は3つあります。
1つ目の理由:業務効率化
私は経営計画書などの高付加価値サービスを展開していく方針を掲げました。それには業務効率化が不可欠でしたので、迷いなくクラウド会計の導入を決め、最初のお客様にはCrewを導入していただきました。
2つ目の理由:チャレンジする姿勢
会計事務所もお客様と同じ中小企業です。私たちがチャレンジし、変化に対応していくことがお客様の未来につながります。
その点、クラウド会計業界はどんどんチャレンジしています。
3つ目の理由:岩手はクラウド会計対応事務所が少ない
お客様のニーズは高いのに、岩手ではクラウド会計に対応している会計事務所が少ないのです。現時点ではクラウド会計を使っていることで、大きな差別化ができています。
今ではクラウド会計ソフト導入支援実績で岩手県ナンバーワンです。
クラウド会計は3社を導入し、お客様の状況に対応できるようにしています。
ちなみに導入しているクラウド会計ソフトは、
- freee
- MFクラウド
- Crew
まったくの新規開業で、どの会計ソフトにすればいいか検討しているお客様には、ヒアリングした上で最適なものを推奨しています。
「クラウド」×「経営計画書」はブルーオーシャン
当事務所は「日本中の中小企業を元気にする」ことをミッションに掲げています。「月次決算書」「経営計画書」「未来会計」をサービスの柱に据えており、付加価値の高いサービスを提供しているため、顧問料、周囲の会計事務所と比べて高めになっています。
料金面で折り合いがつかないこともありますが、経営計画書の作成支援やクラウド会計の導入支援をスポットで勧めると、興味を示してくれて、契約につながることもあります。
開業時から「クラウド会計」でのネット検索やホームページなどから、安定してお客様と契約できており、今では顧問契約と経営計画書作成支援のスポット業務が半々ずつの売上となっています。
時間や人が限られている中で、高付加価値サービスを提供するには、クラウド会計は必需品です。
従来のインストール型ソフトだと、残高が合わないとチェック作業に無駄な時間を費やしたものですが、それがなくなり、効率化が進みました。
岩手県では、クラウド会計と経営計画書ともに力を入れている会計事務所が少ないです。
この組み合わせはブルーオーシャン状態で、価格競争とも無縁。
クラウド会計は付加価値の高い「未来型会計事務所」を構築するのになくてはならないツールですね。
プロフィール
税理士事務所ランニングパートナーズ(岩手県花巻市)
所長 税理士
鈴木 陽介氏
2016年7月、独立開業。
『世界一の「愛家族税理士」』をスローガンに掲げ、経営者の伴走者(ランニングパートナー)としてサポートに努める。
「未来会計」をはじめとした高付加価値サービスを展開する。
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