【私が税理士を変更した理由】こちらから言わないと音沙汰なし“スーパー放置プレイ税理士”にウンザリ!
- 2020.05.26
- プロパートナーONLINE 編集部
南国料理店経営 森社長(仮名)の告白
私は現在、都内でも『住みたい街ランキング』の上位に入る人気の駅から、ほんの数駅離れた駅前で、南国料理店を営んでいます。飲み屋が多く人が集まる駅から『ほんの少しだけ離れること』は、お店のコンセプト的に譲れないものでした。元々、大学を卒業後、一般企業の営業職となり成績も悪くうだつの上がらない毎日を送っていました。私はそのストレスをぶつけるかのように、夏も冬もサーフィンに明け暮れ、いつの日か脱サラして自分の店を持ち、自分のペースで生活していきたいと、漠然と考えていました。
そんな私も二十代後半に差し掛かり、世間からは「アラサー」と呼ばれる年頃。営業成績も役職も上がらず、変わらず廃人のように平日を過ごし金曜の明け方から海に通う毎日。
ある夏の終わりに、茨城の海で砂浜にはまって動けなくなっている一台のボルボ240GLを救助しました。乗っていたのは、日に焼けた肌がとても似合う素敵な女性。彼女は私と同じ歳で共通の趣味を持つことから、いつの日か週末は必ず海で待ち合わせするようになり、冬が終わる頃には私たちは一緒に暮らすようになりました。
彼女の実家は茨城で農家を営んでおり、ご両親も跡取りとして農家を継いでくれることを期待していたようですが、私たちは、「居心地のよい店を持つ」という、共通の夢を持っていて、その夢を実現すべく私の地元で南国料理店をオープンさせたのです。
「海帰りに立ち寄りたくなる、居心地のよい店」をテーマに、アメリカのダイナーのメニューをベースに、ジャマイカ料理、ハワイアン料理、タイ料理と、一年中“夏”を感じることができる私たちの店は、常連客を中心に口コミで広がり、あっという間に人気店になりました。
お店を立ち上げたばかりの頃、私たちは「どう店を宣伝していくか?」ということに、いちばん時間をかけて考えました。
某巨大口コミサイトや、人気のSNSサービスへの投稿、フォロワーの多い友人に紹介してもらうということは、全く考えませんでした。
結局、とった方法とは、「なにもしない」ということでした。
おかげさまで、少しずつですが人が人を呼び「居心地がよくて、美人(嫁)がいる店」として、今では評判の店となりました。
話は突然に変わりますが、うちの顧問税理士・P先生は60代の男性。開業準備の段階からお世話になっており、それこそ最初のうちは毎月来てくれましたが、先生が来る時間帯は決まって店が忙しく、あまり話ができないからか、今では年に1回しか来なくなりました。
せめてお客さんとして顔を出してくれたら、いろいろ相談もできるんだろうけど、あいにくP先生はお酒が苦手だし、周りの客層的にもきっと居心地悪いだろうし……いつしかお互い気まずくなってしまって。
困ったことにP先生は、こっちが言わないと何も動いてくれないんです。
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