【特集】“仕事を楽しく”をモットーに、拡大×少数精鋭のハイブリッド型の成長戦略
- 2023.03.29
- プロパートナーONLINE 編集部

2017年4月に福岡で開業後、税務会計のサポートのほか、
クラウドシステムを活用したバックオフィスの効率化支援なども行うエンジョイント税理士法人。
事務所拡大の要素と少数精鋭の顔を合わせ持つハイブリッド型の経営戦略で直面した課題とは?
ITに強い税理士はどう乗り越えたのか?代表の智原翔悟氏に聞きました。
まとめ
ハイブリッド戦略を成功させる3つのポイント
- 業務フローの改善や教育体制を仕組み化して職員の負荷を軽減
- 職員の得意なことやりたいことにフォーカスして伸ばす
- 「ここで頑張りたい!」と思う福利厚生や人事制度の整備で離職防止
事務所規模拡大よりも”仕事を楽しく面白く”がベース
元々、父親が税理士事務所に勤めていたということもあり、
私が資格を取ったタイミングで父と二人で開業しました。
当時はある程度人数を増やしたいと思っていましたが、税理士事務所のモデルとして、
税理士とスタッフ合わせて5人から10人くらいが事務所としてのパフォーマンスがいいと
考えていたので、5〜10年ぐらいかけて10人未満の事務所にしていくイメージを描いていました。
その後、税理士が一人加わったタイミングで、
法人化するなら20人~30人くらいに増やしてもいいかなと漠然と考えるようになりました。
私は、経営をするうえで、売上目標を掲げて、そのために人数を何人にしたいというよりも、
「仕事を楽しく面白くしたい」という思いが前提にあります。
税理士というと、どうしても「先生」として、
お客様の上に立つような見られ方をしてしまうので、
そこをもっとフラットにしたいし、
一緒に働く仲間達も楽しく仕事ができる事務所にしたいと思っていました。
なので、オフィスも”いかにも税理士事務所”というより、
カフェのような雰囲気、どちらかというとITベンチャーみたいなオフィスにしたいとか、
そういうところにこだわってきました。
そのなかで、売上が上がったらいいなぐらいの感覚でいたので、
自分がやりたいこと、なりたい事務所、
やりたい仕事を最優先に組織づくりをしてきました。
続きを読む
プロフィール
智原翔悟氏
エンジョイント税理士法人 代表社員
2017年4月に福岡市で開業。freee5つ星認定アドバイザー、マネーフォワードプラチナ公認メンバー。
DX税理士の強みを活かし、自社で開発したシステムやツール、
ノウハウを基に業務のオートメーション化を得意とする。
https://enjoint.tax/
2017年4月に福岡市で開業。freee5つ星認定アドバイザー、マネーフォワードプラチナ公認メンバー。
DX税理士の強みを活かし、自社で開発したシステムやツール、
ノウハウを基に業務のオートメーション化を得意とする。
https://enjoint.tax/
関連コンテンツ