【採用活動は事前準備が重要!】人材を採る4つのルール 記事



採用活動は事前準備が重要!
ただ単に時流に合わせた採用手法を取り入れるだけではなく、
まずは事務所の売上計画をもとに人事戦略・計画・ターゲット設定を定めましょう。

 

【ルール1】まずは事務所の売上計画を立てる

効率的でミスマッチの少ない採用活動を実施するためには、
まずは事務所の売上計画を立てること。
売上目標、達成するために必要な獲得件数、受注後に案件を担当する必要人員などを洗い出します。
概ねの売上計画を立てた後に人事計画を立てましょう。




 

【ルール2】売上計画から必要な人材と人事戦略・計画を立てる

売上計画を実現するために必要な人材像を特定していきます。
幹部候補がほしいのか、今すぐに活躍できる即戦力が必要なのか
未来の事務所像・組織像を描き人材戦略(採用、育成計画、育成)を策定します。
事務所が求める人材像になるための育成計画を必ず立てましょう。



 

【ルール3】採用ターゲットを明確にして絶対条件・必要条件を定める

人事計画をもとに採用基準を定めます。
つまり、「どんな人と一緒に仕事をしたいか」を明確にすることです。
今活躍している優秀な職員や理想の人材像の特徴を細かく言語化していくと、
採用に関わる全職員の“共通言語” を持つことができ、ブレない採用基準が出来上がります。



 

【ルール4】事務所の企業価値からアピールポイントを打ち出す

採用ターゲットを明確にして求職者が企業に求めるものを洗い出したら、
業務内容や働き方など、事務所独自の強みやアピールポイントを書き出しましょう。
求職者が求めているものと、事務所のアピールポイントの重なりが
広ければ広いほどミスマッチ採用が減ります。





 

「とにかく採用」はNG!人事計画から人材像を特定

個人も含めて400万社近い企業があり、数多くの業種が存在しています。
2019年に従業員や経営者の後継が確保できないといった人手不足が原因で
1000万円以上の負債を抱えて法的整理・倒産した企業の数は426社でした(東京商工リサーチ調べ)。

今、どの業界もありとあらゆる方法で人手確保・離職防止を講じる流れが来ています。
士業業界も同様です。
そこで、まず採用活動を行う前に意識して欲しいのは数多くの業種が存在する中で、
応募者はなぜ士業業界に従事したいのか、
数多ある事務所の中でどうしてこの事務所に興味を持ったのかということ。
つまり、選ばれる事務所の条件は何かという視点を常に持っておきましょう。

その上で、事業計画やビジネスモデル、組織環境、人材戦略を整備していきます。
まず、事務所の経営計画をつくり、
次にそれを実行するために必要な人事戦略へと落とし込むのが一般的な考えです。 
この時、どんな人が欲しいかその人材が望む条件や職場環境を満たしているのか、
「ここで働きたい」と思う決定打(事務所のアピールポイント)は何かを明確にすることです。
そうすることで採用基準が特定されてきます。

人事戦略で重要なのは、採用した人材を育成するための期間、方法、環境整備、予算といった
一人前に育てるための育成設計を立てておくことです。
ここで関連してくるのが人事評価制度やメンター制度、社内環境です。
入社後のキャリアプランがどのようなものか見えていると
求職者自身が描くワークライフにどうフィットするか想像しやすくなります。
その次に、どのような手法で人を集めるかといった母集団形成のための施策に移っていきます。

残念ながら小手先の手法論のみでは、大手事務所に太刀打ちすることは困難です。
働く環境、業務内容、福利厚生、キャリアプランなど、
各項目に分けて2〜3つ書き出していくと、アピールポイントが整理されていきます。
何を一番に訴求したいのか戦略的に打ち出して、
求職者を引きつけるパワーワードへ落とし込んでいきましょう。



  ※月刊プロパートナー2020年2月号より抜粋

いかがだったでしょうか?
『月刊プロパートナー』2020年2月号では
経営計画にのっとり戦略的な採用に成功している事務所に注目し、
士業事務所が欲しい人材を採るための秘訣を解説しています。


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プロフィール

横山 祐作

株式会社アックスコンサルティング コンサルタント
会計事務所を中心に人事制度や採用といった社内制度の策定から
営業・マーケティングまで幅広くサポートを行う。
これまでサポートした士業事務所は300件を超える。