【特集】社会保険労務士法人An-field流マネジメント／目標と働く意義を理解し、自己肯定感を成長につなげる

2022.06.08
プロパートナーONLINE 編集部

マネジメント層が担う役割を明確にし、メンバーの強みを引き出すコミュニケーションを
重視する社会保険労務士法人An-field。
代表を務める熊谷篤氏の、成果と管理を両立するための秘訣に迫ります。

方針と役割の明確化が組織の一体感を醸成

現在、18名の職員が２拠点に分かれて在籍しています。
2名のマネージャーがいて、3チームを牽引。
営業の数字に対する最終責任は私が担い、
マネージャーは職員の強みを伸ばし、成長するためのサポート役です。

当社のマネージャーがマネジメントで意識していることは、
組織や個人の目標を数値化していくこと。
そして、個人の強みを伸ばすことです。
複数の拠点があるので、事務所の方針を理解してもらうために、
理念や行動規範の浸透に注力しています。

個人の目標は、年・月・週単位で設定。
数値化にこだわり、内勤スタッフも業務目標を具体的な数字に落とし込みます。
例えば、休暇取得日数などの働き方の目標も数値化。
またマネージャーは、面談で目標の進捗確認だけでなく、仕事の意義もメンバーに伝えます。
以前、「行動指針にするために、事務所が何を目指しているかを教えてほしい」
という職員からの要望が多くありました。
そこで、組織の方向を示して仕事の面白さを感じてもらうために大義を伝える重要性を実感しました。

そして、強みを伸ばす教育は、人数が増えた２０２１年から本格始動。
営業が得意な人、ITに強い人など、得意分野を理解して業務を振り分け。
業務は「見て習う」のではなく、細かく指導することで、成長を試みています。
加えて、採用の面談時に性格診断を導入し、チーム編成の参考にしています。
当社はチャレンジを好み、人情的なスタッフが多数。
このタイプには、アイデアを認めて褒めることがポイント。
性格診断は強みを引き出すために有効な手段です。

目標設定と強みを活かすことで、職員はお互いを認めながら、前向きに業務に取り組んでいます。
拠点が複数あるなかでも一体感を生み出せているので、このマネジメントを継続していきます。

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