2022.11.29
【年末・年始休業中の商品発送について】
年末・年始の休業期間中、商品の出荷対応につきまして下記の通り、ご案内いたします。

≪発送休業日≫
2022年12月28(水)~2023年1月4日(水)

上記期間中のお申込みにつきましては、2023年1月5日(木)以降に順次発送とさせていただきます。予めご了承ください。

通常よりもご注文からお届けまでに多くの日数がかかりますので、お急ぎの場合はご注意ください。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解及びご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

スタッフが育児とキャリアを両立できる働き方を実現【注目士業に一問一答】



2019年に開業した本多社労士事務所は、
開業時から子連れ勤務OKの事務所づくりを実践しています。
現在、事務所のスタッフは全員、子育てをしながら働くワーキングママ。
「育児とキャリアの両立を諦めず、今より少しでも働きやすい社会をつくりたい」
と、代表の本多直樹氏は語ります。
今回は、そんな本多氏に、開業までの経緯や、事務所づくりのポイント、
今後の展望などをインタビューしました。



 

Q1. 社労士事務所の開業を決めたきっかけを教えてください。

開業前は、メーカーや金融機関の人事部で勤務していました。
メーカーに勤めていた2008年に社労士資格を取得し、2019年に独立。
サラリーマンから開業に至る転機となったのは、
妻が妊娠した際に、私自身がワンオペ育児を経験したことです。
長女が3歳のとき、妻が双子を妊娠。
その間、妻が2ヶ月ほど入院が必要になったため、
初めて一人で仕事と育児を担う経験をし、
働きながらのワンオペ育児のハードさを、身を持って体験しました。
当時勤めていた金融機関の上司に育児休暇の取得を相談したものの、
男性であることや、担当していた業務の都合から、取得の許可は下りず、
育児と仕事の両立ができない環境に息苦しさを感じました。

これまでの人事部での経験や社労士資格取得で身につけた専門性を活かし、
育児をしていても働きやすい社会をつくりたい。
そんな思いから、「今よりも少しでも働きやすい世の中にする」
というミッションのもと、開業することを決めました。


 

Q2. 事務所で提供しているサービスを教えてください。

給与計算業務を得意としていますが、
企業の経営や人事に関するコンサルティングも提供しています。
コンサルティング業務では、経営の軸となるビジョン、
ミッション、バリューの作成、採用支援、モチベーションを高める定着支援、
働き方の改善に向けたアドバイスなど、幅広くサポート。
顧問先は、スタートアップ企業が中心です。
売上アップや組織拡大だけを目指すのではなく、
「社会にインパクトを与えたい」という思いを強く持っている経営者の支援に、
特に力を入れています。


 

Q3. 本多先生のご事務所の特徴を教えてください。

弊所の特徴は、スタッフ6名がみんな育児をしながら働いているワーキングママであること。
実は、意図的に育児中のスタッフを採用するようにしています。
働くお母さんたちを採用すると、業務効率が向上します。
育児をしている人は、限られた時間のなかで働くことが大前提にあるので、
勤務時間内に業務をしっかりと終わらせるという意識がとても強いのです。
「育児と仕事を両立する」という覚悟が、事務所の士気を高め、
働きやすい職場づくりにもつながっています。


 

Q4. “ワーママ”スタッフが多い本多社労士事務所ならではの工夫はありますか?

大きな特徴の一つとして、「子連れ勤務」ができる職場であることが挙げられます。
好きなときにいつでも、オフィスに子どもを連れてきて、仕事をすることができます。
そのために、オフィスづくりと制度の面で、工夫している点があります。

まず、オフィスづくりでは、子どもたちが遊べる小部屋を設置。
夏休みなどの長期休みは、スタッフの子どもたちが集まり、一緒に宿題などをしています。
忙しいときに子どもが泣いてしまったら、手が空いているスタッフが対応するなど、
業務と子どもの世話をこなせるように、スタッフ全員で協力しています。

また、子どもたちがお客様の貴重な個人情報を触らないように、
紙の資料は極力減らして、保管する場合はパスワードがある場所に収納したり、
重要な書類は必ず目の届くところに置いておくなど、
アクシデントが起きないような工夫も行っています。

制度の面では、コアタイムなしの完全フレックス勤務を導入し、テレワークもOK。
遅刻や早退の概念がなく、好きな時間で働けるようにしています。
特に近年は、コロナで急きょ学校が休みになることもあるので、
臨機応変な働き方ができる仕組みが役に立っています。
加えて、子連れ勤務による生産性の低下を防ぐために、
kintoneをはじめとするITツールを積極的に導入。
限られた時間のなかで、一人ひとりの生産性を高めるため、
業務効率化は常に意識しています。


▲事務所に子どもを連れて行っても働ける環境を実現


 

Q5.仕事のやりがいを教えてください。

弊所が行ったサポートによって働き方が改善され、
顧問先の従業員の方が以前よりも活躍している姿を見たときです。
また単純に、スタッフと一緒に働くことが楽しく、
やりがいにつながっている部分もあります。
同じビジョンやミッションのもとで集まった仲間たちと、
家族同士のつながりも大切にしながら働けている現状に、とても満足しています。


 

Q6. 今後、どのような事業展開を考えていますか?

業務効率化とIT化を進めながら、30人規模の組織を目指したいと思っています。
そのため、本年から毎年定期採用を行っていく予定です。
現在3年目で、売上は年間2,500万円ですが、10年後には1億円を目標にしています。
事務所の売上・人数規模を大きくすることで、
より多くの企業の働きやすさの実現に向けたサポートができ、
ビジョンの実現にも近づけると考えています。
そして、スタッフの子どもたちも弊所で働きたいと思ってもらえるような、
暖かい職場づくりも、引き続き意識していきます。


 

Q7. 最後に、先生のリフレッシュ方法を教えてください。

スタッフと子どもたちと過ごす時間が本当に好きなので、
家族ぐるみで集まることが一番のリフレッシュですね。
コロナ禍の現在は、大人数で集まることはなかなか難しいですが、
日々の他愛ないコミュニケーションが、仕事の息抜きになっています。



 
プロフィール
本多直樹氏
社会保険労務士法人本多社労士事務所
2008年に社労士資格を取得。メーカー、金融機関の人事部での勤務の後、2019年5月に開業。
経営や人事、クラウド導入支援など、総合的なサポートを提供している。
事務所のスタッフは全員、ワーキングママ。
子連れ勤務ができるオフィスづくりなど、時代に適した働き方を実践している。
https://abiko-sr.com/
関連コンテンツ