停滞期を乗り越え、クレドを軸にした経営で成長の波に乗る!【成長の軌跡/社会保険労務士法人TIS】
- 2022.12.21
- プロパートナーONLINE 編集部
職員一丸となり、「沖縄の未来を明るくする企業を支援する」
という理念の実現に邁進する社会保険労務士法人TIS。
しかし以前は、代表の玉城巖氏が「私自身、経営を楽しめない時期でした」と語る、
停滞期がありました。
それをどう乗り越え、一体感のあるチームに生まれ変わったのか?
成長の軌跡を辿ります。
〔事務所概要〕
社会保険労務士法人TIS
●創業/2012年(2016年法人化)
●従業員数/10名
●本社所在地/沖縄県浦添市経塚602-2 TISCビル2F
職員一丸となって、理念実現に邁進!
停滞期を経て、時間をかけて組織をつくり直す
私の社労士人生は、大学を卒業して沖縄に帰ってきたときに社労士事務所に採用してもらったことが始まりです。
その事務所では営業成績で1位になったり、
3年目には統括課長となり部下を持つ立場になったりと順調にキャリアを積んでいたので、
「このままこの事務所に勤め続けるのだろう」と考えていました。
しかし、同じ職場に勤めていたパートナーが2012年に独立開業したことで、
私も社労士資格を取得し、翌年に合流しました。
2016年には法人化して、現在開業11年目を迎えます。
開業4年目ごろは事務所内の雰囲気も良くなく、停滞期ともいえる時期がありましたが、
時間をかけて組織をつくり直し、
今では職員一丸となって理念の実現に向けて邁進しています。
社会保険労務士法人TIS
代表社員 社会保険労務士 玉城 巖氏
たましろ・いわお。1980年生まれ。
高知大学卒業後、沖縄県内の社労士事務所に就職。
営業担当として入社1年目で課長代理、3年目には統括課長に就任。
その後、社労士資格を取得し、2013年にTIS社労士事務所に参画。
2016年に組織変更を行い、法人化。
【開業1~3年目】
持ち前の営業力を活かして顧客を開拓。3年後には職員5名体制に
私が経営に参画したのは2013年。そこから、パートナーと共同で経営を行い、顧問先数も職員数も順調に伸びていきました。
といっても、特に事業計画や営業戦略を練っていたわけではなく、
いろいろなことが“たまたま”うまくいったのです。
もともと私は、前職では営業を担当していたため、営業活動には抵抗がありません。
一方で、パートナーは実務を得意としていたため、営業と実務で役割を分担しました。
営業は、地域の企業に飛び込みをして、
「今、社労士さんに頼んでいますか?」という確認をしながら、
「総務の方が担当している手続きなどを代行します」と提案。
当時はキャリアアップ助成金などが出たばかりの時期で、
助成金を入り口にすると、とても営業がしやすかったのを覚えています。
特に、地域雇用開発助成金・沖縄若年者雇用奨励金という
沖縄独自の助成金があったことも追い風でした。
ほかにも、経営者の会合などには積極的に参加するようにしました。
また、営業をかけたわけではないのですが、
前職で関わっていたお客様や税理士事務所から、
たまたま紹介をもらうことができました。
さらに、2年目には、Webデザイナーの方からたまたま連絡をもらい、
事務所のホームページをつくってもらうことになりました。
この方は独立したばかりだったため、実績をつくるためにも、
私たちのホームページを無料で制作してくれたのです。
営業活動と紹介、ホームページにより、顧問先は順調に増加。
3年目には、124件になりました。
職員数は、3年目に5名となりましたが、これもたまたまです。
前職の事務所を退職した後輩が数名、入社してくれたのです。
お客様が増えているタイミングでしたが、実務を教えなくてよいため、
スムーズに対応できました。
【開業4~7年目】
停滞期に突入……。顧問先は増えるものの、職場の雰囲気は悪くなる……
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プロフィール
玉城 巖氏
社会保険労務士法人TIS
代表社員 社会保険労務士
たましろ・いわお。1980年生まれ。高知大学卒業後、沖縄県内の社労士事務所に就職。
営業担当として入社1年目で課長代理、3年目には統括課長に就任。
その後、社労士資格を取得し、2013年にTIS社労士事務所に参画。
2016年に組織変更を行い、法人化。
https://tisoffice.jp/
代表社員 社会保険労務士
たましろ・いわお。1980年生まれ。高知大学卒業後、沖縄県内の社労士事務所に就職。
営業担当として入社1年目で課長代理、3年目には統括課長に就任。
その後、社労士資格を取得し、2013年にTIS社労士事務所に参画。
2016年に組織変更を行い、法人化。
https://tisoffice.jp/
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