【特集】理念の浸透と考え方を身につけさせる指導で、所長がいなくても回る事務所へ!
- 2023.02.14
- プロパートナーONLINE 編集部
2008年に熊本県で開業し、現在は東京都港区にも支店をオープンさせ、
2拠点を構える、みらいパートナーズ。
職員30名を超える規模となり、現場の指揮はマネジメント層の職員が担っています。
そこで、「所長がいなくても回る事務所」をつくるためのポイントを、
代表の三浦修氏に聞きました。
〔事務所概要〕
社会保険労務士法人みらいパートナーズ
●創業/2008年
●従業員数/33名
●拠点数/2
●本社所在地/熊本市南区平田2-16-30
主任以上になる条件は、周りが認める実力と
所長・管理職の推薦があること
当社には現在、32名の職員がいます。階層は、「部長」「課長」「主任」「一般社員」の4つに分かれていて、
課長以上が部下をマネジメントする管理職にあたります。
管理職は現在7名いますが、社労士資格を持っているのは1名だけ。
部長2名も社労士資格は持っていません。
また、部長のうち1名は、社歴は10年ほどありますが、年齢は30代前半です。
役職をつけるにあたって、資格の有無や年齢、社歴は問いません。
というのも、当社は社労士法人と株式会社を併設していて、
人事労務コンサルティングやシステム導入サポートなど
幅広くサービスを提供しているため、
資格がなくてもさまざまな仕事で活躍することができるのです。
ただ、幅広く業務ができるぶん、やはり実力は求められます。
実力というのは、実務スキルや問題解決能力です。
そのため、主任以上に昇格するためには、私と管理職の推薦が必要です。
現場の業務をほぼ管理職任せられるようになったのは、
30名を超えた規模になった頃です。
東京オフィスに関しては、まだ社歴の浅い職員が多いので私も見ていますが、
熊本オフィスに関しては体制が整っているため、
比較的重要な判断も部長に任せています。
職員の育成も、マニュアルを活用しながら管理職が行っています。
マネジメント層を育てるためには
「考え方を教える」ことと「徹底的に任せる」こと
マネジメント層の育成においては、以下のことを心がけています。・答えではなく「考え方」を教える
・徹底的に任せる
・自分(所長)よりスキルがあることを素直に認めて伝える
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プロフィール
三浦 修氏
みらいパートナーズ
2003年社会保険労務士試験に合格。
会計事務所に入所し、社労士業務の傍ら監査業務や医療法人設立のコンサルティング業務に携わる。
2008 年に開業し、医療・介護事業所を中心に労務管理を行っている。
2018年には、東京都港区虎ノ門に東京オフィスを開設。
https://mirai-ptns.jp/
2003年社会保険労務士試験に合格。
会計事務所に入所し、社労士業務の傍ら監査業務や医療法人設立のコンサルティング業務に携わる。
2008 年に開業し、医療・介護事業所を中心に労務管理を行っている。
2018年には、東京都港区虎ノ門に東京オフィスを開設。
https://mirai-ptns.jp/
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