税理士はファシリテーター。社長の引き出しを開けて未来をつくる 記事

ベンチャーファーム

新たな波が起きている今、注目のベンチャーファームの成長の極意を紹介。
今回は、未来の見える経営計画で顧問先の黒字率82%を誇る税理士法人SHIPの鈴木克欣氏に話を伺いました。

 

未来を話す経営計画で税務以外の武器を持つ

私は23年前、25歳の時に父の会計事務所(鈴木今朝由税理士事務所)に入所しました。当時は、税理士が何をするのかもよく知らず、「このまま食っていけるだろう」とぼんやり考えていました。

でも、ほとんどが個人事業主のお客様だったこともあり、廃業などで顧問先がじわじわ減っていたのです。危機感を感じて、さまざまなセミナーに参加しました。そこで教わった通りにホームページをつくったら、お客様が増えたんです。
それをきっかけに、税務以外の武器を持とうと考え、34歳で大学院に行き、MBAを取得しました。経営計画に取り組もうと決めたのもこの頃です。

経営計画を始めたのは、未来の話ができるから。もともと経営者が何を考えているのか聞くのが好きだったので、「これからどういう会社を作りたいのか」を考える経営計画はピッタリだったんです。 最初は、仲良くしていただいているお客様3社に「中期経営計画を10万円でつくります」と提案しました。それまで経営計画の話なんてしていませんから、キョトンとしていましたね。でも、ひとりの社長が「1万円だったらやってやるぞ」と言ってくれて。5年間の資金繰り計画を立てました。それが、初めて税務以外でお金をいただいた経験です。

 

中小企業が苦手なマーケティングを支援

経営計画は、絶対にやった方がいい。未来が見えることで経営の判断基準ができます。
と言っても、私も初めは半信半疑でした。自信が持てたのは、実際に会社が変わり、従業員のモチベーションが上がるのを見たことや、ノウハウができたからです。
その自信が価格につながり、今ではうちの主力商品として30〜50万円で提案しています。
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プロフィール

鈴木 克欣(すずき かつよし)氏

税理士法人SHIP

設立/2015年(創業1976年)
代表者/鈴木今朝由
従業員数/20名
本社所在地/愛知県豊橋市大橋通1–101
拠点/豊橋office(税理士法人SHIP)
渋谷office(株式会社SHIP)