【特集】3代目で事務所規模3倍に!都市部への進出でマーケットを拡大
- 2022.07.13
- プロパートナーONLINE 編集部

2012年に3代目の代表に就任し、職員7名から約30名規模へと
成長させたA社会保険労務士法人の足立徳仁氏。
助成金強化、都市部への拠点展開でマーケット拡大など、
〝攻め〟の戦略に迫ります。
2022年社会保険労務士事務所従業員数ランキング 68位
〔事務所概要〕A[エース]社会保険労務士法人
●創業/1954年
●従業員数/27名
●拠点数/4
●本社所在地/京都府舞鶴市伊佐津474-3
A社会保険労務士法人の成長戦略
- ゼロから助成金業務を始めて、顧問契約を獲得
- 都市部への拠点展開で企業との提携を強化
- バーチャルオフィスで拠点間の連携をスムーズに
有益な情報提供のため助成金業務を開始
当社は、京都府北部にある舞鶴市で、私の祖父が創業しました。68年の歴史がありますから、私が入社した2003年には、
すでに地元では知られた事務所でした。
当時の代表は父でしたが、特に営業活動は行っていなかったため、
お客様は年々減少しており、経営状況はあまり良くありませんでした。
そこで、私が社労士登録をした2006年ごろから、
売上拡大のための取り組みを始めました。
といっても、私自身、ほかの社労士事務所での勤務経験も、
経営の経験もありません。
しばらくは、お客様のところにこまめに顔を出して関係を深めたり、
地域の他士業の先生と交流して紹介をもらったりといった活動でした。
転機になったのは、2013年に助成金チームをつくったこと。
それまでは、積極的に助成金を提案できていなかったのですが、
あるときお客様に、「足立くんが来るときは、『社会保険料が上がる』とか
『保険料を納付してください』とか、お金を払えという話ばかり」
と言われたのです。
そこで、もっと有益な情報を提供したいと考え、助成金業務に取り組み始めました。
すぐに案件がとれたわけではありませんが、
地道にセミナーを開催したり、チラシを配布したりして、
2016年ごろから収益の柱として回り始め、
顧問契約にもつながるようになりました。
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プロフィール

足立徳仁氏
A[エース]社会保険労務士法人 代表社員
大学卒業後、派遣やアルバイト勤務を経て、2003年に入社。
2012年代表就任後、助成金を切り口に業務を拡大。
M&Aと支店開設で4拠点を展開。
https://www.haisr.com/
大学卒業後、派遣やアルバイト勤務を経て、2003年に入社。
2012年代表就任後、助成金を切り口に業務を拡大。
M&Aと支店開設で4拠点を展開。
https://www.haisr.com/
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