【特集】クラウド活用でミスも残業もゼロ!給与計算なしでも、顧問先との関係強化
- 2022.08.08
- プロパートナーONLINE 編集部
1997年の開業から数年間は、職員の長時間残業や休日出勤はあたりまえ…。
しかし、現在では残業時間ゼロ、生産性も毎年向上している社会保険労務士法人絆。
クラウドシステムの導入と、顧問先担当窓口の一本化・生産性の精密な把握により、
給与計算効率化に成功しています。
その秘訣を、代表の山口剛志氏に聞きました。
〔事務所概要〕
社会保険労務士法人絆●創業/1997年
●従業員数/15名
●所在地/愛知県名古屋市
社会保険労務士法人絆のココがすごい!
Before〈給与計算効率化前の課題〉・業務が終わらず、職員が長時間残業・休日出勤している
・顧問先からの勤怠情報収集のルールがなく、スケジュールがタイト
・所長のみが営業・コンサルを行っている
↓↓↓
After〈給与計算効率化後の効果〉
・残業時間は基本0時間
・入力〜納品までをクラウド化し、顧問先とのやりとりはオペレーターが担当
・職員も営業や労務相談などの付加価値業務を担当
お正月でも出勤……。疲弊した職員を救うため、給与計算の効率化を決意
給与計算業務の効率化が必要だと思った大きなきっかけは、職員の残業を減らしたいと思ったことです。2012年の元日、事務所に年賀状を取りに行くために出社したら、
なんと職員が給与計算業務をしていたのです。
当時は職員5名ほどの規模で、労務相談は私一人が担当し、
給与計算などの手続きは職員に任せていたのですが、
聞けば、お客様から書類を預かるのがギリギリになってしまっていたり、
銀行振込のタイミングが土日祝日に重なってしまったりという状態でした。
その後、人を採用してカバーしようと思ったのですが、
入社した職員も疲弊してしまう負の連鎖が続きました。
お客様からデータをもらう方法がバラバラだったり、
昇給や入退社の連絡が突然来て急ぎの対応をしなければいけなかったり、
事務所内だけでは解決できない要因が大きかったのです。
そこで、顧問先に対応している時間を減らすことを主眼に、効率化を進めていきました。
「事務所でやらないこと」を増やすのが効率化のポイント
効率化のために取り組んだことは、大きく3つ。事務所でやらない作業を決めることと、顧問先からの問い合わせ専用窓口をつくること、
そして顧問先ごとの報酬や毎月どのくらいの工数がかかっているのかを明確にして、
生産性を分析することです。
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プロフィール
山口剛志氏
社会保険労務士法人絆 代表
1997年に名古屋市の自宅にて、山口剛志社会保険労務士事務所を開業。
その後、2012年に、名古屋市北区にて、社会保険労務士事務所絆を開業。
2016年に法人化し、顧問先の給与計算業務をはじめ、人事労務課題の解決に取り組んでいる。
https://www.sharousi-kizuna.jp/
1997年に名古屋市の自宅にて、山口剛志社会保険労務士事務所を開業。
その後、2012年に、名古屋市北区にて、社会保険労務士事務所絆を開業。
2016年に法人化し、顧問先の給与計算業務をはじめ、人事労務課題の解決に取り組んでいる。
https://www.sharousi-kizuna.jp/
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