【特集】徹底した業務分担により10名で500社以上の記帳代行を受託〔桜みらい会計株式会社〕

2022.08.17
プロパートナーONLINE 編集部

開業当初から、徹底した役割分担と業務の細分化で
効率的な記帳代行の体制を構築した桜みらい会計株式会社。
現在は、10名の職員で500社超の顧問先を持ちながら、月10件のペースで新規顧客を獲得しています。
生産性の高い体制づくりの秘訣を、代表の青木健一氏に聞きました。

〔会社概要〕

桜みらい会計株式会社
●創業／2017年
●従業員数／11名
●所在地／東京都

桜みらい会計株式会社のココがすごい！

Before〈記帳代行効率化前の課題〉
・所長が営業活動に集中できない
・担当者のスキルにばらつきがある
・業務の引き継ぎに時間がかかる
↓↓↓
After〈記帳代行効率化後の効果〉
・製販分離で、管理者一人あたり3,000万円の利益に！
・スキルに応じた業務分担で、作業時間を短縮
・業務を細かく振り分け、残業時間は月10時間以下に

“一人での記帳代行”をもとに分業体制を構築するも、
再度見直して細分化

弊所が開業したのは2017年。職員が入社する前、記帳代行の業務フローを把握するため、
まずは１カ月、約10件の記帳代行を私一人で行いました。
この経験から、入力作業はパートスタッフに任せて、
正社員が管理を行う分業体制をつくろうと決めました。
職員が入社してからは、早速この分業体制に則って記帳代行を進めていきました。

しかし、しばらくすると、作業が滞り、職員の残業時間が増えるようになってしまったのです。
個々のスタッフのスキルのばらつきや、引き継ぎに時間がかかっていたことが原因でした。
私が一人で業務を行っていたときは、自分のスキルやルールを基準に進められていましたが、
分業する場合は、スキルに応じた役割分担や明確なルールが必要だったのです。
そこで再度、入力者と管理者の業務範囲や、引き継ぎのルールを見直し。
より細分化した業務フローをつくりました。

役割分担と環境整備にこだわり、作業時間を短縮

入力作業では、職員のスキルに合わせた役割分担が重要です。
また、引き継ぎのロスをなくすための環境づくりも必要だと考えています。
そこで、入力スタッフを３つにランク分けして、「誰が何をするか」をより細かく設定。
また、資料整理や伝達の方法もルールをつくり、引き継ぎ時のロスを削減しています。

プロフィール

青木健一氏

桜みらい会計株式会社　代表
2017年に青木健一公認会計士事務所を開業し、
創業支援や税務会計、経営計画支援など幅広く対応。
2019年には、株式会社プロフェッショナル＆パートナーズのCEOに就任し、
社労士事務所と連携したサポートを行う。
また、桜みらい会計株式会社では、記帳代行をはじめ経理業務全般を支援している。

青木健一公認会計士事務所
https://sakuramirai.tkcnf.com/
株式会社プロフェッショナル＆パートナーズ
https://professionalpartners.jp/
桜みらい会計株式会社
http://xn--mnq381gqlg5nl.jp/sakuramirai/

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