士業の『今』を知り、『未来』を見つめるWebマガジン

  • TOP
  • 検索結果

検索結果(全9件)

タグ “M” を含むコンテンツを表示しています。

  • 顧問先を逃がさない!社長に喜ばれる説明の仕方 -決算報告編・試算表編-(1/2)

    ※第2巻:近日公開予定一般的に中小企業の社長さんは決算書や試算表を読むことが苦手です。「決算書、試算表は大事なもの。できれば内容を理解したいけど、会計事務所の説明を聴いてもさっぱりわからない」。これが現実です。この動画教材は決算書と試算表に関して経営者が抱きがちな「不満」=「何が書いてあるのか」「何を意味するのか」「何をすればよいのか」にフォーカス。実際の貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を使ってどのように説明すればよいのかを、実践的に解説します。「業績を上げたいけれど、何をすればよいのかわからない」という会計事務所は、まず当動画教材で決算書と試算表の説明ノウハウを学びましょう! 活路が必ず見えてきます 主な内容●社長に喜ばれるためには・中小企業の社長が感じていること・社長が疑問に思っていること ●決算書説明のポイント1.何が書いてあるか・苦手意識を持たせない・P/L→B/S→C/Fの順番で2.どんな意味があるか・社長の疑問を解く・何が良いのか悪いのか3.どうすればいいか・問題を整理する・何をすべきか考える ●試算表説明のポイント・試算表の特徴・何をすべきか一緒に考える 効果・顧問先の決算報告を一大サービスへと高められる・毎月の巡回監査のクオリティーがアップする・顧客満足度が上がり、多くの紹介が期待できる・担当職員のレベルが上がる・低額顧問料の顧客に対しても、決算報告で一定のサービスを提供できる DVD詳細 『顧問先を逃がさない!社長に喜ばれる説明の仕方 -決算報告編・試算表編-』製作年月:2011年05月仕様:DVD2枚(約120分)+添付資料通常価格:19,440 円 (税込)販売価格:19,440 円 (税込)DVDの購入はオンラインショップBiscoより可能です。   2018.06.01
  • 税理士はファシリテーター。社長の引き出しを開けて未来をつくる

    新たな波が起きている今、注目のベンチャーファームの成長の極意を紹介。今回は、未来の見える経営計画で顧問先の黒字率82%を誇る税理士法人SHIPの鈴木克欣氏に話を伺いました。 未来を話す経営計画で税務以外の武器を持つ私は23年前、25歳の時に父の会計事務所(鈴木今朝由税理士事務所)に入所しました。当時は、税理士が何をするのかもよく知らず、「このまま食っていけるだろう」とぼんやり考えていました。でも、ほとんどが個人事業主のお客様だったこともあり、廃業などで顧問先がじわじわ減っていたのです。危機感を感じて、さまざまなセミナーに参加しました。そこで教わった通りにホームページをつくったら、お客様が増えたんです。それをきっかけに、税務以外の武器を持とうと考え、34歳で大学院に行き、MBAを取得しました。経営計画に取り組もうと決めたのもこの頃です。経営計画を始めたのは、未来の話ができるから。もともと経営者が何を考えているのか聞くのが好きだったので、「これからどういう会社を作りたいのか」を考える経営計画はピッタリだったんです。最初は、仲良くしていただいているお客様3社に「中期経営計画を10万円でつくります」と提案しました。それまで経営計画の話なんてしていませんから、キョトンとしていましたね。でも、ひとりの社長が「1万円だったらやってやるぞ」と言ってくれて。5年間の資金繰り計画を立てました。それが、初めて税務以外でお金をいただいた経験です。 中小企業が苦手なマーケティングを支援経営計画は、絶対にやった方がいい。未来が見えることで経営の判断基準ができます。と言っても、私も初めは半信半疑でした。自信が持てたのは、実際に会社が変わり、従業員のモチベーションが上がるのを見たことや、ノウハウができたからです。その自信が価格につながり、今ではうちの主力商品として30〜50万円で提案しています。 2018.04.25
  • 超大型イベント『士業交流フェスタ』出展ブースレポ③ ~FinTech/SaaS企業で国内初の上場を果した株式会社マネーフォワード~

    今年1月19日に東京・品川インターシティホールにて開催された大型イベント『士業交流フェスタ』。参加者650名、出展企業50社という今までに類を見ない規模での開催となり、各出展ブースも大変な賑わいを見せていました。そこで今回、士業と企業をつなぐ参加型展示イベントとなった出展ブースにて、プロパートナー編集部が突撃取材を敢行しました。第1回はユーザー数80万人突破を実現したクラウド会計ソフト“freee”を運用するfreee株式会社、第2回は人事労務の手続きを簡単・シンプルにするクラウド人事労務ソフト“SmartHR”を提供している株式会社SmartHRをそれぞれピックアップ。『士業交流フェスタ』への想いと今後の展開について話を訊きました。そして第3回となる今回は、ビジネス向けクラウドサービス“MFクラウドシリーズ”や自動家計簿・資産管理サービス“マネーフォワード”を提供する株式会社マネーフォワードをご紹介していきます。 金融関連サービスとの“連携”を強みにバックオフィスの生産性向上に貢献!MFクラウド事業推進本部営業戦略部大佐古氏へ突撃取材!Q:『士業交流フェスタ』に参加してみての感想を教えてください。税理士の方々をはじめ、様々な士業の方々や金融、保険、不動産業界の方など、広くつながりをもてるとてもいい機会です。多くの方々に弊社の『MFクラウドシリーズ』を知っていただくことができました。 Q:今回のイベントを通して他の出展企業などから気付きを得たことはありますか? 2018.02.20
  • 日本と海外の架け橋、その橋を渡る第一歩を海外投資化との不動産取引で応援したい!

    2020年のオリンピックまであと2年。世界的な高利回りと高い都市力……世界的なビジネスチャンスにあふれる大都市・東京の不動産!海外投資家との不動産取引のプロ、株式会社フロンティアグループ代表取締役・金子嘉德氏と監修者の司法書士・平野克典氏に、2016年末に上梓した書籍とその裏側を伺いました! 書籍を書こうと思ったきっかけは?金子「当社は、メインが不動産事業なのですが、海外の顧客、特に中国の顧客が以前にも増して、ここ2~3年で非常に増えてきています。ただ、個人の大切な資産である不動産を売ることを考えたとき、いきなり言葉の通じない外国人と売買を行うのは、ハードルが高い……というか抵抗を感じる方が多いのも事実です。そんな皆さまに安心して売買をして頂きたく、海外の投資家、特に中国の投資家と不動産取引をするときの流れや注意点、投資家の背景などを詳しく解説しています」。書籍という形を選んだ理由はなんですか?金子「販売収入はあまり考えていなくて、海外投資家との不動産取引の認知や、当社の不動産事業の販促として考えました。お客様はご年配の方も非常に多く、ネットよりもまずは紙だろうと思って、書籍を出すことにしました。あと、私は元々出版社にいたので、『書籍を出す』ということに対して心理的な抵抗感も少なかったのかもしれませんね」。以前と比べて、海外投資家の方たちとの取引に変化などありましたか?金子「当社でも直近だとコンスタントに月1~2件の取引をしていますが、最近はトラブルも全くないですね。正直5年、10年前は色々と心配な部分もあったし、抵抗感もありました。実際に当社の取引でも、きちんとした手順を踏んで、何度も話し合いを重ね、取引もいよいよ最終段階、製本された契約書を交わすその場で、いきなり価格の再交渉を始められてしまう……ということも、昔はありましたね(笑)。その頃と比べると、今は、本当にスムーズに取引が進みます」。本業と並行しての書籍の制作はいかがでしたか?  2018.01.19
  • 『民事信託』とシェア時代を生き抜く感覚。 顧客のために闘い続ける弁護士集団参上!

    2009年の事務所開業から今年で9年目に突入する、弁護士法人MartialArts(マーシャルアーツ)。名前の通り代表弁護士の堀鉄平氏は、総合格闘技大会『ジ・アウトサイダー』で活躍するプロの総合格闘家でもあります。今回は、氏が6月に上梓した書籍や業界動向などについて伺いました。  私たち弁護士法人マーシャルアーツとは弁護士になって、12年目に突入しました。また、総合格闘技の『ジ・アウトサイダー』の方も、闘う弁護士として年間1〜2試合に出場しています。格闘技は、受験生時代から「司法試験に受かったら絶対に始めよう!」と決めていて、合格後すぐにブラジリアン柔術を始めたので、もう丸13年経ちますね。事務所の名前や理念に繋がるのですが、“依頼者のために闘う”という、弁護士として当たり前のこと。このシンプルな目的目標を事務所のミッションの一つに掲げています。また、闘う弁護士たるもの、依頼者のために、“弁護士の限界を超えてチャレンジする”ことも必要です。今回書いた書籍のテーマなどが、まさにそれにあたります。 顧客の立場にたって、“弁護士の限界を超えたい”たとえば、『都内に不動産価値1億くらいの土地建物を保有していて、預貯金は数百万だけ、子供が3人いる家庭』というような状況での相続問題。こういったケースはたくさんあると思うのです。その中で、きちんと解決できている弁護士がどれだけいるか。子供3人の私利私欲が強く、不動産を共有させると揉める、かといって長男だけに不動産を相続させる遺言を書くと残り2人の遺留分を侵害する。また、相続税の納税はどこからするのか、節税策はないのかなど、弁護士の限界を超えて顧客のためになにができるか。自分にできないことは他の士業の先生と組んででも、解決してあげる。『民事信託』は少し前から流行りだしていて、関連書籍も複数出ていますが、安易なスキームを紹介して、訴訟になった際に本当に依頼者は大丈夫なのか?と疑問に思わざるを得ない書籍も結構あります。裁判所の考え方や価値観、リスクなどをしっかり検討できるのは、唯一弁護士だけです。そこで、“信託契約書を作ることや公正証書の作成は、弁護士の仕事”という基本に立ち返れたらと思いました。その意味で、この本は、基本的には弁護士向けに書きました。弁護士業界全体へのメッセージでもあります。ただ、弁護士に限らず、専門家の士業の方、不動産関係の方などにも読んでいただけたらと思います。 “効果”から逆算して書いた超実践実務本!世間に流通している『民事信託』関連の書籍は、制度や歴史など教科書的に書かれたものが多い印象があります。私は、“効果”から考えたノウハウ、実務的な側面を重視して書きました。具体的には、1.財産の凍結を防止する効果2.トラブルを防止する効果3.相続を円滑にする効果4.被相続人の意思を尊重する効果5.節税効果辺りが挙げられます。民事信託は節税に使えないといった誤解をしている方がいますが、そんなことはありません。例えば、現金を毎年コツコツ贈与税のかからない範囲で生前贈与をして、相続税を節税する方がいますが、あれと同じ原理でも使えます。本来、不動産は分けられない物権ですので、生前贈与は「あげる」「あげない」の2択になってしまう。それだと高額の不動産の場合、生前贈与して多額の贈与税を支払うか、相続時に全額の相続税を支払うほかなかった。ところが、民事信託を活用することで、不動産という物権も、受益権という債権に分けることができるので、例えば元本受益権のみを生前贈与するなどで(収益受益権は被相続人に留保する)、贈与税を避けることが可能です。こういった実務に絞った事例などを織り交ぜ、実際の現場で使うところから逆算して書いているというところがこの本の特色です。 コンサル的思考を持つことで、利益率も確実にあがる!事務所のマーケティングという側面で考えたとき、我々はマスに向けての大量の広告を打ったりはしていません。対象を絞って広告を出し、『相続の1日無料相談会』を開く、など本当に当たり前のことを愚直に行っています。ただ、1件1件、お客様の抱えている問題に対して、トータルで対応することは徹底しています。「遺言書を書いて終わりです」「相続税を申告して終わりです」「信託契約書を作って終わりです」ではダメなのです。  2017.11.13
  • M&Aグロースで日本最大級に成長した”税理士法人の先駆者”

    「人生で大事なのは、運と健康だよ」と笑いながら話す本郷孔洋先生。いち早く法人化し、M&Aによって事業を成長させてきた「辻・本郷 税理士法人」。かつては時代の波を見誤ったこともあるとのこと。バブル後の経済成長やインターネットの普及するタイミングなどがそうです。「ビジネスは半歩先を行かないとダメだ」“ 税理士法人の先駆者” の積み重ねてきた経験は、次代を担う先生にとって、事務所経営のヒントや気づきを与えてくれるでしょう。本郷先生の、これからの会計業界に対する洞察と助言をお送りします。 誰と出会ったかが人生の節目になる広瀬辻・本郷 税理士法人の強みといえば真っ先に挙げられるのが職員数や拠点数ですよね?事務所を開業したときから規模を意識していましたか? 本郷事務所規模は後付けですよ。40年前に事務所を設立したときは、顧問とスポットを合わせて100件取れればいいかなと思ってました。規模を大きくしようと考え始めたのは、設立して20年ぐらいしてからかな......。広瀬どうして事務所規模を大きくしようと思ったんですか?本郷欲が出たんでしょうね(笑)。100件取れたらから、それじゃあ次は200件を目指そうと。あとは山田淳一郎さん(税理士法人山田&パートナーズ 名誉会長)に会ったこともいい刺激になりましたね。人生の節目に誰かと出会うことはよくあります。山田さんとは友だちだったけど、ライバルでもあったかな。山田さんもライバル心はあったと思いますよ。言葉に出したことはないけどね......。 半歩先を読むのがコツ 行き過ぎてもダメ広瀬辻・本郷 税理士法人が成長するきっかけは、どこにあったんでしょうか本郷資産税の波に乗ったのが良かったんですかね。開業して10年目ぐらいのときから資産税を扱い始めた。当時は資産税がトレンドだったから反応がよかったな。税目のトレンドは、日本の経済成長に合わせて変化しています。戦後からだと「酒税」「個人の事業承継」「法人税」といったようにね。ビジネスは次のトレンドを予測しなければならない。ゴルフで例えるとフォロー(追い風)のときにスイングするのと一緒です。広瀬本郷先生にとってのトレンドを予測するコツって何ですか?本郷半歩先を読むということ。でも、これが実に難しい。行き過ぎてもダメ。2000年ぐらいからインターネットに注力したんだけど、早すぎて効果がなかったこともあるから。自分で「予測が当たった」と思うのは税理法人化したことかな。2001年の税理士法改正で、税理士事務所も監査法人のように集約されると考えたわけです。事務所を開業する前は監査法人に勤めていたけど、当時の職員数は300人ぐらいだった。それが今では、5000人もの人が働いている監査法人がある。30年で監査法人がここまで成長できたのは「M&Aグロース」のおかげなんですよ。広瀬「M&Aグロース」とは何ですか?本郷自社のリソースだけで成長する「オーガニックグロース」と、経営統合によって成長する「M&Aグロース」って言葉があるんですね。監査法人のほとんどは「M&Aグロース」によって成長してきた。M&Aは苗木をもらって花を咲かせるようなものだから、自前で種から育てるよりも楽ですよね。広瀬それで辻さんと合併して税理士法人化したんですね。本郷税理士法が改正する少し前に、たまたま辻さんと合併する話が出て、いいタイミングで、運がよかったと思う。広瀬当時は大きな合併に感じましたね。合併した後の数年は、辻さんと別々に業務をされていましたよね?本郷  最初の3年は辻さんと別々で仕事をしていました。次の3年で一緒になった。そのときはリーマン・ショックの前で景気がよかったから、売上が結構伸びて。その後の3年はM&Aに注力しました。振り返ってみれば、辻・本郷 税理士法人の歴史は3年で分けられるんです。 地方で稼いで都会で勝負。ある2人に影響を受けて広瀬M&Aに注力したきっかけはあるんですか?本郷職員が現状に満足してしまって動かなくなったんだよね。朝礼で私が話をしても、職員からの食いつきがなくなりました。朝礼でみていると職員のやる気が落ちるのって、驚くほどわかりますよ。幹部の目に覇気がなくなっていきますしね。会社のモラルが下がるのって、会社の売上が悪いときだけじゃない。会社がある程度調子が良くなったときにも起こるんです。そんな社員の士気が低いときに、地方からのM&Aの話が出たんで、地方展開しようと決めました。広瀬地方展開って勇気がいりますよね。本郷ある2人に影響を受けて地方進出を決意したんです。1人が毛沢東。「農村から都会へ革命を起こす」という理論は毛沢東の有名な理論です。現代風に解釈すると、地方から都会へ攻めろということですね。もう1人がヤマダ電機の創業者である山田昇さん。山田さんの書籍「ヤマダ電機の礎」を読んで、この人はただ者じゃないと感じました。当時、ヤマダ電機は地方展開をしていたのだけど、「地方で稼いで、そのキャッシュで都会で勝負する」……なるほどと思いました。そこで地方のM&Aを進めたんです。ただ3年でM&Aの速度が鈍化してしまいました。広瀬  どうしてM&Aの速度が鈍化したんですか?本郷  私がマンネリになったことも理由として挙げられるんだけど、一番大きかったのは地方が疲弊していたこと。中堅都市の事務所とM&Aをしても、なかなか売り上げが伸びてこなかった。同じ時期にヤマダ電機も苦戦していたので、都市部への一極集中が進んでいったんだと悟ったんですよ。そこで都会へ回帰しようと思って、東京や大阪の店舗数を自前で増やすことにしました。 鮭もビジネスもど真ん中は美味しくない広瀬M&Aの鈍化は地方の疲弊が原因ですか。都市部の店舗展開を始めたときはどのような戦略を立てたんですか?本郷  この話を進めるうえで、ひとつ質問をしてみたいんだけど。広瀬さんは鮭の身のなかで、どこが一番美味しいか知っている?広瀬  えっ、鮭ですか?ハラミですかね……。 本郷  実は科学的に証明されていて、鮭は皮と身の間が一番美味しいんです。この話を聞いて思ったのが、「ど真ん中ってうまくない」ということ。ビジネスも一緒だなと。首都圏のど真ん中に店舗を出店しないで、郊外に出そうと思いました。それで吉祥寺を選んだのです。事務所のエース職員に運営を任せたから、吉祥寺事務所の成長は早かったですよ。他には大宮や横浜にも店舗を出しましたね。広瀬  なるほど。鮭もビジネスも「ど真ん中は美味しくない」ですか(笑)。ところで、本郷先生のように多店舗展開したいんだけど、支店を任せる人がいなくて困っているという税理士の方がすごく多いんです。これについて先生はどのようにお考えですか?本郷  初めて事務所を出すときは苦労しますよね。そこに人材や資金を注力しすぎるわけにはいかないし。経営はあるリソースでやらないと。M&Aや地方出店を長年やってきて思ったのは、経営を現地に任せるのがよいということ。本社から指示を出すよりも、現地の人に任せた方がいい。その代わりオペレーションは、本社と統一しなければいけないけれども。広瀬  「経営はあるリソースでやらないといけない」と言いますが、他の事務所からすると本郷先生は多くのリソースを持っているように見えますよ。本郷  他の事務所にも優秀な人材は必ずいますよ。ただ「地方へ行きたい」と思う職員がある程度いないといけない。地方進出へ意欲的になってもらうためには、成功事例を見せるのが効果的。成功事例を見せると、若い人でも行ってみたくなるものですよ。 参入障壁が高い分会計業界は成功への道が近い広瀬 M&Aや地方展開など、さまざまなことをうかがいましたが、事務所が成長した一番の要因はどこにありますか?本郷  会計事務所だったからうまくいったかな。飲食店を経営していたら、今みたいに成功していなかったかもね。会計業界は参入障壁が高く、競合が少ない。他業種は太平洋で戦っているのに比べれば、この業界は湖で戦うくらいの差があります。広瀬確かに、税理士資格はすぐに取れるものではありませんね。それでも会計業界の競争は激化してきていると思います。今後はどのような営業やマーケティングに取り組むべきですか?本郷  インターネットは外せないね。年間で1,000件の新規案件を獲得できる事務所もあるんだから。この件数は昔だと考えられなかったよね。またスマホにも対応しないといけない。会社設立サービスをインターネットで集客しているんだけど、解析データを見ると7割の人がスマホからアクセスしていました。新規件数が多くなりすぎると、生産体制に問題が起こるけど、最近はスキャナーのシステムも上がってるから工場化ができるんじゃないかな。広瀬  Webマーケティングが今後は重要になってくるんですね。 取材をおえて私が本郷先生に出会ったのは、今から25年近く前。私の会社を設立してすぐの頃です。 当時の本郷先生はすでに100名以上の体制で、大きい事務所のひとつでした。最初にお会いしたときの印象は、税理士や会計士らしくない「新しいタイプの人」でした。具体的には、マーケティングや新しい発想に優れておりで、「借り物でない新しいキーワードをいくつも持っている人」という印象です。今回の取材でも相変わらずの感性で、いろんなお話しに触れられました。そして思ったのは、やはり「新しい人」でした(笑)。 本郷先生、本当にありがとうございました。広瀬元義 プロフィール辻・本郷 税理士法人(東京都新宿区)前理事長 公認会計士・税理士本郷 孔洋(ほんごう よしひろ)氏1945 岩手県に生まれる。1972 昭和監査法人(現    新日本有限責任監査法人)に入所監査業務に携わった。1977 本郷会計事務所を設立水道橋に事務所を構え、税理士業務をスタート。資産税を武器に100名規模の事務所となる。2002 辻会計事務所と合併「辻・本郷 税理士法人」を設立本郷氏は理事長に就任。M&Aで拠点拡大を図る。現在では、提携企業も含めると約60の拠点があり、総勢1100名のスタッフが活躍中。 「辻・本郷 ビジネスコンサルティング株式会社」「辻・本郷 社会保険労務士法人」といったグループ会社もあり、多岐にわたる顧問先のニーズに対応している。2016 新宿本部を「JR新宿ミライナタワー」に移転きれいな眺めを見渡せるオフィス。現在は300名の職員が勤めている。カフェテリアではコーヒーメーカーが設置されており、落ち着いた雰囲気の中、お客様との面談が行える。インタビュアー 広瀬元義士業事務所を支援して30年目を迎える株式会社アックスコンサルティング代表取締役。先駆者たちの思考を聞き出し、解析する。 2017.09.26
  • 累計6,000件を超える資産税相談実績を誇る税理士法人シリウス 「資産税」「医療」「MAS監査」 の3つの柱で事業拡大を目指す!

    相続・不動産税務を得意とし、累計で6,000件を超える資産税の相談業務に携わっている税理士法人シリウス。「日本一お客様に喜ばれる会計事務所」を目指しているシリウスは、現在「資産税」「医療」「MAS監査」の、3つの事業に力を入れています。今回は代表社員の塩谷一樹公認会計士・税理士に目標を達成するための事業活動についてお話をお伺いしました。 お客様のニーズを予測し、「資産税」「医療」「MAS監査」の3事業に力を入れる税理士法人シリウスの目標について聞かれ、「日本一お客様に喜ばれる会計事務所」と答えた塩谷氏。飲食業やサービス業など、世界には数多くの職種があります。しかし、どの職種でも「お客様に喜んでもらうこと」が仕事だと、塩谷氏は話します。もちろん、会計事務所も例外ではありません。塩谷氏は、よりお客様に喜ばれるサービスを提供するために、これからニーズが高まると予測される「資産税」「医療」「MAS監査」の3つの事業を柱にしています。  2017.08.21
  • クラウド会計ソフトなら会計事務所だけなく顧問先の業務効率を上げられる!

    及川健太氏(及川総合会計事務所代表税理士・社会保険労務士・行政書士)は、クラウド会計ソフトを導入し、事務所と顧問先、双方の業務効率化を図っています。具体的にどんな効果やメリットがあったのか、会計事務所や顧問先の業務にどのような変化があったのか、代表の及川氏にクラウド会計ソフトを導入したきっかけや魅力について、お話をお伺いしました。 データ共有の便利さを感じクラウド会計ソフトの導入を決意クラウド会計ソフトは前々から導入したいと考えていました。お客様と会計データのやり取りをメールでしなくていいのは、便利ですからね。以前使っていたインストール型のソフトだと、事務所側で決算処理をしている間、お客様は記帳できませんでした。日々お客様の会計数字は進んでいるのに、入力してもらえないのが申し訳なかったです。クラウド会計ソフトだと事務所側と顧問先側が同時に作業できるので、お客様が決算中に待つことはありません。クラウド会計ソフトの存在を知らないお客様は案外多く、その方たちに会計データの共有が常にできることを伝えると、反応がいいですね。お客様は「常に見てもらえているから安心だ」と感じるのでしょう。クラウド会計ソフトは契約率を上げるツールとして、面談で活躍します。  2017.07.11
  • 経理代行で成功する秘訣は、効率的な経理ルールの提案

    資産税案件に特化し、経理代行業務をメニューに掲げている税理士法人M&T。これまでは「経理部長代行」サービスを行ってきたのですが、キャパオーバーをきっかけに「訪問しない経理代行」サービスをはじめました。実際、業務を行っていると、どのようなメリットがあり、どのような問題に直面するのでしょうか。今回は代表社員の三反田純一郎税理士にお話を聞きました。 経理代行の実践で、ワンランク上の経理部門の形成を支援─どのようなスタイルで経理代行業務を行っているのですか?三反田純一郎氏(以下、三反田氏)これまで当社で、中小企業の経理部長や財務部長に匹敵する人材を育てて、お客様のオフィスに週に1~2回派遣するサービスを実践してきました。好評だったのですが、こちらがキャパオーバーしてしまいました。1人が専任しても、せいぜい5社が限界でしたね。現在は、先方に行かなくても経理代行業務ができる仕組みを実践しながら構築中です。─「経理部長代行」的な役割から始まったのですね。三反田氏そうですね。税務ができる人が経理を兼務して、ワンランク上の経理部門を形成するというのが、コンセプトでした。─経理代行というと、どのような業務を行っているのですか?三反田氏記帳業務、請求業務、支払業務、給与計算業務、経費精算業務など、経理全般を行っています。─料金はどうなっていますか?三反田氏料金体系は基本的に月額固定にしています。接触頻度で区別しており、週1回訪問で10万円、週2回で20万円、最大30万円前後ですね。あとは月10万円のパッケージ商品もあります。イレギュラーな処理が必要になったら、タイムチャージにて追加で料金をいただくことにしています。─お客様と業務の線引きは行っているのですか?三反田氏発注業務や見積書作成といった営業事務に関係する業務はやらないことにしています。営業的判断が絡むので、会計事務所が手掛けると、トラブルが起きる可能性があるからです。受注以降の業務は、すべて会計事務所側で代行しています。─営業事務はやらないのですね。三反田氏そうですね。販売管理ソフトは、会社によって独自なケースが多いですよね。そこをどうやって連動すればいいかは、今後の課題になってきます。  2017.06.19